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VOCAL
声楽
自分の専門性を高め、さらに自由な表現へ
声楽コースは、「オペラ」「オラトリオ」「歌曲」において各々の専門性を押さえて研究します。大学で培った基礎をもとに研究を深め、それぞれの世界をさらに追求します。
オペラでは、指揮、演出、コレペティトール等の教員のもと、オペラハイライトによるガラコンサートの開催に向けて、きめ細かな指導を行います。オラトリオ・アンサンブルの授業では成果発表を弦楽アンサンブルとの共演で行います。歌曲研究は、それぞれ現地で研鑽を積んだ教員の指導を通して成果発表を行います。レッスンにおいても、ダブルレッスン制を取り入れ、自分の研究に合った指導を受けることができます。
大学院は将来に向けて自分の専門性を高め、可能性を拡げる非常に大切な時期です。本コースでは個人の適性に沿って研究をサポートし、演奏家としてさらに自由な表現ができることを目指していきます。
PICK UP
CURRICULUMピックアップカリキュラム
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オペラ研究
中村 敬一/服部 容子/中鉢 聡
様々なオペラ作品の重唱やシェーナ(場面)を取り上げ、ドラマを表現するための歌唱技術、身体表現を研究し、ハイライトとしてオペラ・ガラコンサートを行います。
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オラトリオ・アンサンブル研究
青木 洋也
バッハやヘンデルなどの様々な宗教音楽作品を通じて、楽曲分析による表現とその歌唱技 術を研究し、オラトリオとしてのアンサンブル能力を身につける授業です。
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イタリア歌曲研究
相田 麻純
19世紀から20世紀前半にかけて作曲された近代歌曲を主に取り上げ、詩の解釈をします。その上で、抒情的で流麗な旋律を、伝統的なベル・カント唱法で歌唱できるように研究していきます。
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日本歌曲研究
悦田 比呂子
邦人歌曲作品を実際に演習しながら、声楽的アプローチとともに詩や曲の成り立ち、その時代背景を深く研究し日本歌曲をどのように表現していくのかを学びます。
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フランス歌曲研究
安冨 泰一郎
仏語は本来、声楽に適した言語です。作品の背景を学びながら、言葉を音にのせる技術を磨き、詩と音楽のより深い理解を目指します。
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ドイツ歌曲研究
宮部 小牧
詩から生まれた、素晴らしい文化遺産といえるドイツ歌曲に親しみの演奏法を学びます。古典、ロマン、近代各時代の佳作を紐解き、詩の背景、解釈、ドイツ語歌唱における表現を研究していきます。
CURRICULUMカリキュラム
LECTURERS指導教員
MESSAGE先輩からのメッセージ
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NAGASHIMA AYA
長島 彩
- 声楽/ソプラノ
- 洗足学園音楽大学卒業
- 大学院ではオペラ・歌曲・オラトリオの3つを軸に授業を自由に選択する所が魅力です。オペラではコレペティトールや指揮者、演出家の先生方を中心にディクションや立ち居振る舞いなども勉強します。そのため自分に足りない所が明白になりさらに追求することができます。プロフェッショナル特殊研究では電子オルガンとの演奏会や演技指導など多種多様な単元があり、学んだことを他で応用することもできます。様々な観点から声楽と見つめ合える濃密で有意義な2年間になります。