HALL & STUDIO充実した施設

19世紀ヨーロッパ型、いわゆる「シューボックス」型のコンサートホールとしては、日本で初めて建設された本格的なホールです。
世界最高の音響といわれるウィーンのムジークフェラインスザールを模範として設計されました。
ステージ奥には、オルガン構造学の権威カール・シュッケ氏率いるベルリン・オルガン製作所によるパイプオルガンの名品が設置されています。

地上2階・地下1階のシルバーマウンテンは、3つのリハーサル室があり、1室あたり約320平方メートルの広さを誇ります。 前田ホール（1,100名収容）とは趣の違うクリアな響きを持ち、リハーサルや本番の会場として本学の新たな演奏活動の拠点となっています。

本格的な音響装置・舞台照明を備えたライブスペース、ミュージカルスタジオ、マルチメディアスタジオ、プロユースの録音スタジオ、レッスン室、アンサンブル室、練習室などがあります。

8万3千冊の楽譜、約6万9千冊の図書、約8万点のCD・DVDなどの視聴覚資料を所蔵。大学院生は貸出点数、貸出期間が大学生より優遇されています。またパソコンは約80台を完備しており、論文・副論文作成や楽譜の浄書、音楽や動画の編集も可能です。リスニングコーナーもありジャンル別に保管されてるCD棚から聴きたいCDを選んで、ゆっくり聴くことができます。

70室以上あるレッスン室では個人レッスンだけでなく、公開レッスンや海外から教員を招聘し特別レッスンを行っています。大学院生は当日の朝、空室があれば予約をして無料で使用することができます。

アンサンブルシティ5階にあり、論文指導が行われます。授業以外の時間は研究室として使用することができます。

これらはバーコード管理しており、合奏、室内楽等の授業に必要な楽器を無料で貸りることができます。
楽器以外にもミュート、譜面台や備品、スピーカーやアンプ、照明器具も揃っています。
日本に数台しかないコントラバスサックスやソプリロサックス等、特殊な楽器も数多く取り揃えています。
また各施設や研究室にも常設されている楽器が多数あります。

大小5つの録音ブースや2つのコントロールルームを完備。プロと同等の環境でレッスンを受けられます。

最新設備の練習施設がエチュードステーションだけでも100室以上揃っています。各練習室は、それぞれの楽器の特性を考慮した音響設計がなされており、防音、吸音に優れ、冷暖房も完備しています。

エスカレーターで地下に入ると、そこは学生達のフリースペース“カレッジセンター”。施設のすべてを地下に配したこの斬新な建物には、ショップやお洒落なカフェテリア「MUSE」があります。地下といっても、自然光を採り入れる吹き抜けや大理石など、明るく清潔感あふれる雰囲気です。

最新の映像撮影・編集、音響制作の機能を有した演習室を備え、公演にも使用できる２層吹き抜けの撮影スタジオを設置。ライブ配信や上映会にも活用可能です。

学生の憩いの場である「The Lawn（芝生広場）」にある野外ステージ。様々な音楽の交差点として、多彩なステージを展開しています。