MESSAGE研究科長のメッセージ
MESSAGE感動の記憶と表現への意志。
YOKO EBARA
江原 陽子
- 大学院音楽研究科長
大学での学びを経て、大学院へ進むということ。それはすなわち、演奏家として、あるいは研究者として、自分らしい音楽をどれだけ究められるか、ということにほかなりません。
洗足学園音楽大学大学院の音楽研究科には、一人ひとりの目標に沿って、より深く音楽を追求できる自由な環境があります。
様々なコースで学ぶ海外からの仲間とともに、新しい感覚を紡ぎ出す時間はかけがえのないものであり、豊富な演奏機会を通じた実践重視の日々を更に彩ります。
世界で活躍する教授陣のレッスンに加え、作曲作品の発表や独奏、アンサンブルをはじめとする多彩な演奏会への参加など、自身をより高い次元へと引き上げる充実した演奏環境も本学の大きな特徴です。
「目標」は、視野を広げることで「目的」へ変わり、「挑戦」へと繋がるのです。
しかし、何より重要なのは、自分自身が音楽から与えられ、音楽を続ける原動力になっているであろう「感動・体験」の記憶を忘れないことです。
その「感動・体験」をより多くの人に「表現したい、伝えたい」という強い意志を持ち続けることです。
大学院生一人ひとりが、大学院での研究を通じて、自らの演奏・創作活動を充実させ、グローバルに活躍されることを願っています。