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【レポート】『さいたまプラザイーストロビーコンサート』

2018.06.28

大学院では院生のみならず、修了生へも演奏の機会を提供しています。
大学院での2年間の研究活動を活かし、修了後もそれぞれの研究成果を披露して充実した音楽活動を送って欲しいと願っています。


さいたまプラザイーストロビーコンサート活動報告レポート 岩井志帆(2017年 3月修了)

 この度、修了生への活動支援として、さいたまプラザイーストでのロビーコンサートに出演する機会を頂きました。フルート、オーボエ、ピアノという編成で、オーボエは土屋愛菜さん(2017年修了)、ピアノは村田静さん(2018年修了)のお二人と共演しました。土屋さんとは大学院のオーケストラでよく隣で吹いていましたが、トリオでの本番は初めてで、村田さんとも初共演でしたので、お互いにとても楽しみにしていました。
 プロブラムは聴き馴染みのあるクラシック、各楽器の紹介の後にソロ演奏、そしてこの編成のために書かれたドゥメルスマン作曲、《「ウィリアム・テル」の主題による華麗な二重奏》で華やかに締めくくりました。この曲はオーボエがイングリッシュホルンの持ち替えがあり、お客様は普段目にすることのない楽器に興味深々でした。
 そして、今回は同期の増田悦朗さん(2017年修了)がこのロビーコンサートのために作曲した「スイッチ・モダール」も演奏しました。
増田さんは当日、ドイツへ留学をされた後でしたのでお客様にご紹介出来ませんでしたが、初演の演奏に皆さん一生懸命に耳を傾けて下さいました。
 担当の方から、このコンサートは毎回皆さん楽しみにしており、熱心に聴いてくださると伺っていましたが、本当にその通りで、70分のプログラムを最後まで椅子に座って聴いて頂き、演奏者としてとても嬉しかったです。
 最後になりますが、修了生への活動支援として器楽専攻、作曲専攻どちらにも機会を与えてくださる大学院は本当に有り難く、素晴らしい学校です。卒業後もこうした機会をきっかけに、修了生同士で横のつながり、縦のつながりが強くなっていくと思います。 貴重な機会を頂き、ありがとうございました。




 

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