園長メッセージ

Message from the Principal

新たなことにも
臆することなく
受け入れられる
心と意欲を育てます

洗足学園大学附属幼稚園 園長 佐久間惠子

洗足学園大学附属幼稚園

園長 佐久間 惠子

Keiko Sakuma

みなさまのお子さまたちが社会の中心となる頃は、どのような社会になっているのでしょう。社会は変化し、今では考えられない思いつかないようなことが実現化し、多様性を求められる社会になっているかもしれません。しかしどんなに社会が変化しても、今までと変わらないもの、変わってはいけないものがあると思います。本園の教育は「子どもの主体性を尊重し、子どもの興味関心に合わせて指導・援助する、子どもを中心とした教育」を主としています。毎日教師や友だちとあそび、あそびの中から社会性を身に付け、他者との信頼関係や人としての基盤を築き、自立心を育て「生きる力」を身に付けていきます。正に幼児期の「あそび」はすべて「学び」なのです。

しかし、社会の変化にも対応できる力を身に付けることもこれからは大切です。本園では今までの教育に加え、サイエンス、英語、ICTなどの教材を取り入れています。例えばサイエンスでは実験道具を使い、色水の色を変化させることを試したり、iPadを使って友だちと絵を描いたりすることがあります。あくまでも環境として整え、子どもたちが自ら主体的にあそびに取り入れ、様々のことに自ら興味を持ち、新たなことにも臆することなく受け入れられる心と意欲を育てたいと考えています。

幼児期の3年間はスポンジのように様々なことを時には素早く、また時にはゆっくりと吸収し成長する大変重要な時期です。その成長を見逃すことなく、適切な時期、適切な環境の中で我々教師は子どもたちと関わり、その時々に合わせて成長を育めるよう指導をしていきます。これからも本園が開園以来、変わることなく大切にしている教育、そして社会の変化に応じて必要な新たな教育の両方を常に考え、"今"何が必要であるかを見極め、大切なお子さまの教育に取り組んでまいります。

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