「クラシック」とは時の流れが洗練した美のエッセンスです。人が感じる美しさには法則があり、それを手にするあなたは芸術への最短距離にいます。ギターはそれを目にし、耳にしない日は無いほど身近ですが、種類もジャンルも多岐にわたり奏法も多種多様です。クラシックギターの基本は独奏ですが、本物の独奏をするには指が上手く動くだけでは十分ではありません。それは一人で奏でるアンサンブルであり、豊富な知識を持った一流の先生との実践でしか身に着けることの出来ない、真の実力が要求されます。また、そうした奏者、指導者になるには幼いころから才能教育を始めないと到達できないと考える方が多いのですが、現在一線で活躍されるギタリストの皆さんは中学、高校時代から専門的に始めた方も多いのです。それらすべてと言ってもよい基本を効率よく最高の環境で学べるのが洗足学園音楽大学ワールドミュージックコースです。
ケーナは魅力的な楽器です。身体の使い方を覚え楽器と身体が一体となった時、深い音色と豊かな表現力が手に入ります。これは自分の身体でしか出せない、自分の身体だからこそ出せる、唯一無二の音です。この音色を手にしてどんな音楽を作っていくか、そこには無限の可能性があります。音色、ダイナミクスレンジ、音程、歌い方など、ケーナの魅力と音楽に必要な要素とあなた自身の個性、それら全てを犠牲にすることなく真摯に向き合って理想の音楽を実現していきましょう。僕は、そんな世界に一つしかないみなさんの音楽を実現するお手伝いが出来ればと思っています。
バンジョーという楽器は、親しみ易さを感じる明るいキャラクターと敷居の低さ、それとひとたび奏法を追求すると分かる、可能性の大きさの両面を持っています。伝統を踏まえた古典的な演奏を通すだけでなく、独自の解釈を加えた個性的な演奏ができるようになった時の達成感はバンジョー奏者だけが味わえる醍醐味だと思います。現代の多様な音楽に対応できるフレキシブルな技術と感性を磨けるようなレッスンをしたいと思います。
私は音楽大学でトランペットを勉強している頃にオカリナと出会いました。トランペットは勿論好きで現在でも続けておりますが、同時に同じ管楽器でありながら音楽に対するアプローチの違いに魅かれてオカリナも真剣に学ぶようになります。
オカリナは誰でも簡単に音が出てしまう楽器ですが、その代わりに制約も多く、強弱表現や繊細な表情の変化などが出しづらい部分があります。ある程度楽器をコントロールできるようになると、その制約の多さとやりたい音楽とのギャップに悩まされることになります。
しかし、よく楽器で「歌う」という言葉を使いますが、その意味をより深く考え、そして実践することができる楽器でもありますので、レッスンではただ曲を吹けるようにするだけでなく、他の楽器と比べても遜色無いような表現をできるような音楽性、テクニックを身に付けていきます。
また現状では、クラシック音楽の中でもその他のジャンルにおいても軽く見られてしまいがちな楽器であり、作品やレパートリーもまだ少ないという側面もあります。その部分も共に研究を深め、新たなレパートリーの開拓や、既存の固定観念に縛られず新しい魅力を見つけていくことも目標としたいと思います。
母校の中学高校に「マンドリン•ギター部」があり、そこでマンドリンと出会いました。当初は、ピアノやクラシックバレエを習っていたので、それらと両立しつつやっていこうと思っていました。ですが、マンドリンから発せられる「ポーン」という音やピッキング、トレモロから奏でられる音にすっかり魅了され、できるだけ長くマンドリンを弾きたいと思うようになりました。部活動以外に個人レッスンにも通い、学術的に学びたいと強く思うようになりました。当時、日本で演奏される多くの曲がトレモロ奏法を使用したロマン派の音楽だったのですが、バロックや古典派の楽曲も学びたいと思いドイツへ渡りました。ドイツへ渡った理由として他に大きなことは、日本の音楽大学でマンドリンを専攻する手段がほとんどなかったということです。尊敬する奏者がハンブルク音大で教鞭をとっていたのでそこへ渡りました。そこではマンドリンを学ぶ以外に教職も取れましたし、多くを学ぶことができました。日本の、関東の洗足音大でマンドリンが専攻でき、音楽の専門的知識を学べることは非常に魅力的だと思います。
レッスンでは、ドイツで使用されている教則本や楽曲も多く取り入れていきます。それぞれに合ったテクニック修得のプログラムを考え、それに基づき徹底した基礎練習とエチュードの学習を行い、各時代の主要なマンドリン作品がレパートリーとなるよう指導していきます。
本校では、副科としてフラットマンドリン、クラシックギター、バンジョーなどを履修できることも大きな魅力です。マンドリンオーケストラ、他楽器とのアンサンブルなど、大きな視野で音楽をとらえ、その可能性を広げていく演奏家、教育者、の育成を行っていきます。
音楽大学でウクレレを専攻できる環境が、ここ洗足学園音楽大学ワールドミュージックコースに誕生しました。
ハワイの民族楽器として生まれたウクレレは、見た目や取り組みの親しみやすさから世界中に拡がり現在ではポピュラーミュージック全体に浸透している、ジャンルを問わず愛好者の非常に多い楽器です。親しみやすい楽器ではありますが同時に非常に奥の深い世界ですので、これを機会に素晴らしいウクレレの世界を掘り下げて行けるのは非常に喜ばしいことです。
専門的なことはもちろんですが、ウクレレを使って、音楽自体の捉え方や創造が拡がることが何よりも大事なことと僕は考えていますので、皆さんと一緒に素晴らしい音楽の景色を見ることは非常に喜ばしいことです。
世界的に活躍する二胡erhu奏者、許可先生(ProfessorXu Ke)のレッスンです。
レッスンでは、毎回最初に先生とのデュオによるスケールとアルペジオの練習を徹底的におこなっています。しなやかな運弓法、呼吸を意識した自然なフレージングによる先生の美しい音を聴きながらのこの練習は、集中力を高め、自分の理想とする音の追求の時となっています。こういった基本のテクニックを大切にし、理論的な分析も交えてより高い音楽表現を修得していくよう指導しておられます。
There will be lessons taught by Professor Xu Ke, a world- renown erhu player. As a warm up, the students will get to practice scales and arpeggios with the master as a duo.
This concentrated practice of listening to the master’s natural phrasing created by flexible bowing and breathing will ensure the students’ ability to search for one’s ideal sound.
With the emphasis on the fundamental technical practice together with the study of theoritical analysis, Professor Xu Ke’s lessons will lead the students to acquire rich expression in music.
世界中の多くの方に親しまれているハーモニカ。種類は様々ですが、洗足学園ではクロマティック・ハーモニカを用いて学習いたします。
あまり知られてはいませんが、ハーモニカ協奏曲もあります。弦楽器や管楽器のように最初の1音を出すのが難しい楽器と比べて、ハーモニカは簡単に音が出ますが、良い音となれば基礎学習が必要です。ハーモニカの特長として吸っても音が出る楽器ですから、特に呼吸法は大切です。
テクニックや作品の解釈法を一つひとつ習得しながら表現力を磨き、新しいハーモニカの音楽の世界をつくりあげていきましょう。
チェンバロのレッスンでは、ルネサンスからバロック時代にかけての演奏習慣、奏法、装飾音の弾き方などを学びながら、様々なジャンルの作品を演奏します。また、アンサンブルをする上で必須の通奏低音奏法も学んでゆきます。
知識や技術を習得することだけでなく、それを手段として、自分自身が何を表現し、何を伝えたいのか、共に探求して行くことを大切にしたいと願っています!
パコ・デ・ルシア等の超絶ギタリストに憧れてフラメンコギターを目指す方が多いのですが、本来はソロ用の楽器ではなくカンテ(フラメンコの唄)、踊りの伴奏のためのものです。立ち上がりの鋭い音質や幾つかの特殊奏法はこれらを伴奏する為の必然から生まれました。
フラメンコギターの習得はソロを弾くにしてもその背景の考察、日本人的解釈に流されない客観性が必要です。そこを外さなければその人の技量に応じた表現が可能です。
フラメンコはインド、アラブ、地中海の音楽を土壌に発生しました。ワールドミュージックコースではこれらの音楽を習得する環境も整ってます。
世界の様々な音楽の基礎理論を学ぶと同時に、それぞれの音楽を用いて、微妙な音程や響きの色合いをとらえる聴感覚と、種々のリズムを感じ取り表現する能力を鍛えていきます。また、即興演奏のトレーニングも行います。 授業は一般にクラシック音楽と呼ばれる西洋音楽、中東の音楽、南米のフォルクローレ、フラメンコ、アメリカのカントリー・ミュージックおよびそのルーツとしてのアパラチア音楽などを取り上げていきます。
概論と同様、様々な音楽の基礎理論を学習しながら、聴感覚やリズム感を訓練します。概論で取り上げた以外の音楽の演奏スタイル、アンサンブルについても学んでいきます。