2022年9月3日（土）に洗足学園 前田ホールにて、海上自衛隊 東京音楽隊 & 洗足ウインド・シンフォニー キャンパスコンサート 2022を開催しました。

海上自衛隊 東京音楽隊 と 洗足ウインド・シンフォニーとのジョイントコンサートで、前田ホールに迫力ある素晴らしいサウンドを披露しました。

海上自衛隊 東京音楽隊は、海上保安庁音楽隊を前身とし、１９５２年海上警備隊音楽隊として発足しました。保安庁警備隊音楽隊、海上自衛隊音楽隊と名称を変え、１９５６年に現在の名称となり、海上自衛隊を代表する防衛大臣直轄の音楽隊として「隊員の士気高揚のための演奏」、「儀式、式典における演奏」、「広報演奏」を任務とし、日本国内にとどまらず、幅広い演奏活動を行っています。

洗足ウインド ・シンフォニーは、洗足学園音楽大学の吹奏楽を代表するフラッグシップ・バンドです。7月12日（火）には2022年度新メンバーによる演奏会を前田ホールにて開催しました。前期演奏会についてはこちらをご参照ください。また、演奏の一部はアーカイブ公開されていますのでこちらからご視聴ください。

日時：2022年9月3日（土）開演15：00（開場14：30）
会場：洗足学園 前田ホール
プログラム：（敬称略）
第１部
洗足ウインド・シンフォニー　指揮：池上亘
　・ ウインド・シンフォニーのための「バラッド」／高昌帥
　・ カンタベリー・コラール／ヤン・ヴァンデルロースト
　・ ３つの海の情景／鈴木英史
第２部
海上自衛隊東京音楽隊　指揮：隊長２等海佐　樋口好雄
　・ この美しき、“蒼”を守るために/ 藤田翔吾
　・ ああ、太陽よ、昇れ/ シャルル・グノー　編曲 鈴木英史
　・ Spain / Chick Corea（チック・コリア）
　　編曲：中路英明　吹奏楽編曲：宮川成治
第３部
海上自衛隊東京音楽隊 & 洗足ウインド・シンフォニー合同演奏
　・ 威風堂々第１番／エドワード・エルガー
　・ 交響的序曲／ジェームズ・バーンズ

洗足ウインド ・シンフォニーに出演した四年生トランペット専攻
磯野沙弥香さんのコメントです。

　海上自衛隊の方にお会いできること、個人的に好きな曲目でもあり大変楽しみにしていた公演でした。リハーサルから本番まで短期間で完成させる為集中力のいる演奏会になったと思います。自衛隊のステージでは威風堂々でご一緒した方とは思えないくらいSpainの演奏が印象的でした。普段教えて下さっている先生方とはまた違う舞台のプロの演奏を同じステージで肌感覚で感じられてとても貴重な経験となりました。

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。