アラウンドヌーン・オペラ・ガラコンサートを7月11日(月)に前田ホールにて開催しました。
オペラ実習の授業で、第一線で活躍するオペラ歌手、指揮者、演出家、コレペティトゥアのもと、総合芸術であるオペラの基礎を磨いてきた3年生11名と4年生14名がガラコンサートに出演し、これまでに学んできた成果を前田ホールの舞台上で見事に披露しました。また、舞台スタッフとして音楽環境創造コースの学生も参加しました。
公演名:アラウンドヌーン・オペラ・ガラコンサート
日時:2022年7月11日(月) 16:00 開演 15:30開場
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:松田 義生先生 粂原 祐介先生
演出:馬場 紀碧先生
声楽指導:
加耒 徹先生 境 信博先生 武田 直之先生 鳥木 弥生先生
佐藤 亜希子先生 藤井 麻美先生 塩田 美奈子先生
髙田 正人先生
ピアノ:髙田 絢子先生 髙瀬 さおり先生 伊藤 美佐先生 井向 唯先生
ステージマネージャー:穂苅 竹洋先生
舞台スタッフ:境 信博先生 武田 直之先生
音楽環境創造コース 制作コース学生
プログラム:
W.A.モーツァルト作曲 / 歌劇「フィガロの結婚」より
W.A.モーツァルト作曲 / 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
W.A.モーツァルト作曲 / 歌劇「魔笛」より
W.A.モーツァルト作曲 / 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より
出演した4年生の石塚紫音莉さんから下記のコメントをいただきました。
今回の本番を終えて改めてオペラは面白くて深いと感じています。それは、モーツァルト作品一つとっても、作品ごとに伝えたいことは異なり、テキスト(楽譜)を読み込めば読み込むほど、モーツァルトが伝えたいことをどのように表現したら良いのかを考える必要があるということを改めて感じたからです。作曲家がなぜそのように書いたのかを読み解く力を今後も養っていきたいと思います。そして、オペラは沢山の方の力があってこそできるものです。今後も関わる全ての方に感謝の気持ちを忘れず、役者として、技術はもちろん、感性を豊かに学んでいきたいです。
洗足学園音楽大学声楽コースでは、オペラや歌曲、宗教音楽からミュージカル、ポップスまであらゆるジャンルの歌を自分の声で表現するためのカリキュラムを用意し、国内外の第一線で活躍されているオペラ歌手や声楽家、演劇、ダンスなど各界のスペシャリスト、英・伊・独・仏語のネイティブの先生方など経験豊富な指導陣が学生を指導する教育体制を構築しています。今回のガラコンサートのように、学生が授業やレッスンで学んだ成果を発表する「場」を今後もできるかぎり多く提供し、ステージでの経験を積み重ね表現力を豊かにするためのサポートをしています。