洗足学園音楽大学管弦楽団第82回定期演奏会を、2022年7月10日(日)に前田ホールにて関係者限定のお客様のご来場とライブ配信のハイブリッドコンサートとして開催しました。入場チケットは無料ですが、7月4日(月)には既に「完売」状態となり、熱気に満ちて演奏会を迎えました。
公演名:洗足学園音楽大学管弦楽団第82回定期演奏会
日時:2022年7月10日(日)開演18:00(開場17:30)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:原田 慶太楼先生
演奏:洗足学園音楽大学管弦楽団
プログラム:
M.ラヴェル/ ラ・ヴァルス La Valse
M.ラヴェル/ 海原の小舟 Miroirs – une barque
M.ラヴェル/ 道化師の朝の歌 Miroirs – alborada
M.ラヴェル/ スペイン狂詩曲 Rapsodie espagnole
1: 夜への前奏曲Prélude à la nuit très modéré=Molto moderato
2: マラゲーニャMalagueña assez vif=Vivace assai
3: ハバネラHabanera assez lent et d‘un rythme las=Lento assai
4: 祭りFeria assez animé=Animato assai
M.ラヴェル/ ダフニスとクロエ 第2組曲 Daphnis et Chloé Suite No. 2
1:夜明けLever du jour
2:無言劇(パントマイム) Pantomime
3:全員の踊りDanse generale
この演奏会の企画運営責任者の松本健司先生からは、下記のコメントをいただきました。
演奏会の指揮を原田慶太楼先生にお願いしたのが昨年6月末、そしてこのオール・ラヴェル・プログラムをご提案いただいたのが昨年11月2日のことでした。マエストロより提案されたプログラムをオーケストラ授業に関わる先生方に伝えたとき、おそらく全ての先生が「こんなに難しい曲ばかり何曲も、公演日までに間に合うのだろうか…」と心配なさったことと思いますが、原田慶太楼先生はこれらの作品を演奏することがいかに大変なことかを承知の上で敢えて私たちのために提案してくださいました。
洗足学園音楽大学は教育理念に「自立」「挑戦」「奉仕」という3つの柱を掲げており、
今回のプログラムはその「挑戦」に当てはまります。
世界で活躍されている原田慶太楼先生とのリハーサルを経験したことで出演者の皆さんは感性を強く刺激されたことでしょう。本番では、マエストロ原田先生の指揮の下、この3ヶ月の成果を思い切り発揮し素晴らしい演奏を披露してくれました。そして出演者の皆さんの可能性は今後一層拡がったことを確信しました。
学生は、このステージで協働して達成感を得た経験を基に、次の新たな挑戦に向かって進みながらさらに成長していきます。洗足学園音楽大学では、学生の成果発表の場を今後もできる限り提供し学生の成長を支援していきます。
管弦楽団第82回定期演奏会の模様は、アーカイブ公開されておりますので、是非ご覧ください。