6月というのに真夏の日差しが眩しい、6月28日(火)の昼休み、打楽器コースの学生がThe Lawn 音楽堂にて野外コンサートを開催しました。Capricious Percussion Ensembleのメンバーは、今なお収束の見込みが立たない「コロナ禍」に、演奏を通して少しでも不安な気持ちを希望に代えられたらという思いで演奏してくれました。
公演名:Sound Museum ~今届けたい打楽器の音色~
演奏曲目:
・銀河鉄道999
・ルロイ・アンダーソン・メドレー
・バレエ音楽「ガイーヌ」より剣の舞
・バレエ音楽「ガイーヌ」よりレスギンカ
演奏: Capricious Percussion Ensemble
櫻井 秀悠さん
吉野 萌さん
相川 拓音さん
松田 有平さん
吉田 創さん
鏑木 舜裕さん
渡辺 歩紀さん
演奏後、櫻井 秀悠さんから下記のコメントをいただきました。
今回の野外コンサートを通して、改めて生でお客さまに聞いてもらってこそ “音楽” になると痛感しました。
コロナ禍の影響がひどい時は、オンライン配信で、拍手すらもらうことが叶いませんでした。しかし、The Lawn 音楽堂は、天気や気温に左右されやすい野外ステージですが、屋外のため感染対策といった点ではほとんどクリアしており、とてもよい施設だと思います。
より沢山の方が活用し、音で溢れる中庭になってほしいと思います。
多くの学生、教職員も、炎天下の直射日光を避けて芝生広場の周りの木々の木陰から打楽器アンサンブルの軽快な演奏を楽しみました。
洗足学園音楽大学では、学生の演奏機会を確保するために解放感あふれる野外ステージも活用しています。今回のCapricious Percussion Ensembleのコンサートは「野音企画」として、学生が自ら公演を企画し、実施する取り組みです。学生は施設の予約、演者やスタッフの手配、曲目の選定、タイムテーブルの作成など、自主公演を行う上でのノウハウも身につけます。今後も、学生が授業やレッスンで学んだ成果を、自主的に主体性を持って発表する「場」をできるかぎり多く提供していきます。