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音楽教育コースの授業「教育アンサンブル」を紹介します。

2022.04.27

今回は音楽教育コースの授業「教育アンサンブル」を紹介します。
授業では約40名の学生が、Vivaldi の《La Primavera》を鍵盤ハーモニカで合奏をしている中、楽器を吹かない間はマスクを着用するなど、学生一人一人が感染対策を意識している様子が伺えました。

 

この日は今年度初めての合奏ということで、新しい学年に上がり新入生も加わって、フレッシュな雰囲気で授業が行われていました。
音楽教育コースのアカデミックプロデューサーであり、この授業を担当されている佐藤昌弘先生、音楽教育コースの1~4年生にこの授業のポイントや意気込みを伺いました。

 

佐藤先生
この授業は教育楽器の中でも特に取り組みやすい、『鍵盤ハーモニカ』という子供にも親しみのある楽器を使って、学生が指揮を振りながら合奏をしたり、そのためにオリジナルアレンジした楽曲を演奏することで編曲の実際を目にしてもらうといったことを行っています。教育楽器のみを使用して合奏をするというのは他の場面ではあまり見ないので、音楽教育コースならではの独自性があると思いますし、同時に将来先生になった際に合奏の授業経験が大いに役立つと思うので、そのための授業だとも考えています。

1年 秋谷さん
4学年一緒の授業ということでとても緊張していましたが、先輩方や授業の雰囲気が明るかったので安心しました。定期演奏会などの発表する機会に向けてしっかり練習を重ねて、良い舞台にできたらいいなと思います。

2年 岩野さん
今年は新しい一年生が入ってきたのでコミュニケーションを大切にしながら、みんなでアンサンブルすることの楽しさや、自分で指揮を振るなど、一つ一つのことに挑戦して頑張っていきたいです。

3年 中澤さん
前年の定期演奏会以上にお客さんに楽しんでいただけるような演奏やパフォーマンスができるよう、毎日の授業を真剣に楽しく練習に取り組んでいきたいです。

4年 菊地さん
今年はコロナ禍になって以降初めて、半分ずつにメンバーを分けずに全員で練習できています。そのため、今までよりもさらにみんなで合わせながら、演奏のクオリティを上げることができると思いますし、過去二年間に比べて、よりみんなで一つのことを作り上げるということができると思うので楽しみです!

 

音楽教育コースでは、音楽教育の現場でしっかりと力を発揮できる技能と知識を大学時代で養い、向上心を持つ教員や指導者として社会で活躍する人材を育成しています。在学中の豊富な演奏体験、1年次からの専門教育の実施、3年次からの教育現場での経験などの充実したカリキュラムにより、音楽教育の優れた人材を育成する体制を整備しています。今後も音楽教育コースは、「音楽の魅力を、次世代につなぐ架け橋に」をモットーに、これからも音楽を世に広めるための文化社会貢献に関わり続けていきます。