洗足学園音楽大学の学生を対象に、NHK文化センター主催 特別講座「名曲を名演奏で聴き比べ」を開催しました。NHK交響楽団コンサートマスターのヴァイオリニスト篠崎史紀先生(通称マロさん)を特別講師にお迎えし、管楽器コース、弦楽器コース、打楽器コースの学生約50名が参加しました。
【イベント名】NHK文化センター主催 特別講座「名曲を名演奏で聴き比べ」
【講師】篠崎史紀先生 蓄音機・SP担当:久世悟先生
【対象】弦・管・打楽器コース学生
【会場】シルバーマウンテン地下1階
【日時】2/23(水・祝) 17:30~
1904年から1955年に録音されたSPレコードの中から、“作曲家本人の演奏”や “作曲家本人指揮による演奏”のヴァイオリン、交響曲、オペラ、ジャズなどの音源を蓄音機で再生し、マロさんの軽妙な解説で聴き比べる素晴らしい講座でした。久世悟先生には、エジソンが発明しベルリナーが発展させた蓄音機の仕組みについても説明をしていただきました。
参加した学生は、蓄音機で約100年前に録音された歴史あるSPレコードの響きを自分の耳で聴き、その音楽再現性に驚くと同時に感動し、録音当時の演奏家・作曲家や聴いていた人々に思いを巡らせながら、名曲の演奏に聴き入っていました。希少なSPレコードによる歴史ある名演奏の後は、マロさんと物井彩様伴奏による生の名演奏も披露いただきました。
洗足学園音楽大学では、18コースで音楽を愛する心を育て、豊かな人間性を養うことを目的とし、音楽全般を幅広く学ぶとともに、それぞれの専門分野を深く掘り下げていきます。さらに、今回の特別講座のように、国内外の一流の演奏家の方による特別講座を開催し、学生の教養の幅を広げると同時に、表現力を磨くためのサポートを積極的に行っています。