洗足学園音楽大学 音楽・音響デザインコースの「映像実習/Webデザイン実習」は通年科目です。教室で授業に参加する人とGoogle Classroomでリモートで参加する人が混在するハイブリッド型授業です。
音楽・音響デザインコースでは、ゲーム音楽、映画音楽、サウンドデザイン、映像制作などを学びながら、あらゆるジャンルのメディアコンテンツのクリエイターの育成を目指しています。この授業を行うB301教室には、Macが30台ありますが、音楽・音響デザインコースの学生は自分のMacBookを持っていますので、全員自分のMacBookを使っています。
この授業では、Webサイト制作の基本を身につけ、インターネットを活用して自ら発信できる力を身につけることが目標です。HTML、CSS、JavaScriptなどのコード体系や画像制作の基礎そして、Webサイト公開後の効果測定やSNSの活用も含めたWebマーケティングも学びます。
課題として前期、後期で各1つずつのWebサイトを制作します。質問や構築が上手くできない箇所については授業の中で先生に相談しながら解決します。11月最後の授業では、サイト制作も仕上げの時期となり、学生は自分のサイト制作に打ち込んでいました。舘田ゆり先生によると、この授業の履修により学生は簡単なサイトの構築ができるようになるそうです。
音楽・音響デザインコースでは、クリエイターとして幅広く活躍できる人材を育成するための作曲、編曲、録音、メディアコンテンツ制作など幅広い分野の授業があり、学生は自分の進むべき道に応じて履修します。この授業では、自ら発信する力も養っています。洗足学園の教育理念は「自立」、「挑戦」、「奉仕」ですが、学生が目指す分野で、自立、挑戦できるように、実践的な授業やレッスンを通じてサポートしています。