芝生広場の両側に植えられたソメイヨシノの花が3月末に満開になりました。
さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に浪ぞたちける
古今和歌集に収録されている紀貫之の歌ですが
桜の花が風で空に舞い散る様子を、海の波に見立てています。
今から約1100年前の平安時代に詠まれた歌ですが、
時代を超えて、その情景が目に浮かぶように感じられます。
新学期を桜の花と共にスタートできることは、新入生や在学生にとって素晴らしい思い出の一つとなります。洗足学園音楽大学のキャンパスでは、1年を通じて季節の花々がキャンパスライフに彩りを添えています。