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ヤロスワフ・カプチンスキー先生 特別講座

2025.02.10

 

1月10日(金)にスタンフォード大学准教授のヤロスワフ・カプチンスキー先生をお招きして、VRデバイスを用いた演奏システムと自作品の制作手法について特別講座を開催しました。

 

カプチンスキー先生は、音楽、映像、詩、ダンスなどの芸術領域を複合的に扱ったインターメディア作品を数多く制作されています。ショパン音楽院(ワルシャワ)で作曲とピアノを学んだ後、1988年バンフ芸術センター(カナダ)でのレジデンスやカリフォルニア大学サンディエゴ校での博士課程(1992年〜1997年)の期間を経てヴィデオやアニメーションを交えた表現手法に興味を持ち、現在までインターメディア作品の創作と研究を続けられています。2008年にスタンフォード大学音楽学部の准教授に就任され、現在は同大学インターメディアパフォーマンス研究所のディレクターを務めておられます。また、2024年9月からフルブライト研究員として京都に滞在し、能楽についての研究をされています。

 

参加した音楽・音響デザインコース森研究室の院生たちは実際にこのVR演奏システムで演奏を体験、最新のテクノロジーと音楽表現の融合について学ぶ大変有意義な機会となりました。

 

洗足学園音楽大学では、今後も、世界の第一線で活躍されている研究者や演奏家による特別講座や特別レッスンを積極的に実施してまいります。