12月20日(金)、21日(土)に、フェデリコ・アゴスティーニ客員教授による特別レッスンを実施し、弦楽器コースヴァイオリン専攻の学部生7名と大学院生3名が受講しました。
レッスンでは、作曲家の意思に忠実に譜面を読み込む事の大切さを強く学生に指導されていました。「他の人がこう弾いているから自分もそうする、ということを安易にしてしまう事は音楽の本質から離れていってしまう」と指摘されていました。
特に、有名でよく弾かれる曲程、気をつけなければいけない、とおっしゃっていました。
学生たちも、「先ずは楽譜通りに弾くこと!トラディショナルでこうするもの、という先入観を捨てて、楽譜に忠実であるべきです!」と助言を受けて、新たな気持ちで曲に取り組んでいました。なお、特別レッスンの通訳は、中 一乃先生が担当されました。
弦楽器コースでは、通常の個人レッスンに加え、国内外の著名な音楽家による指導や共演によって、学生たちは演奏技術や表現力を磨いていきます。今回のアゴスティーニ先生特別レッスンのように国際的に活躍されている演奏家を講師として迎え、真のプロフェッショナルを肌で感じながら演奏家としてのスキルを高めます。