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第20回音楽教育コース定期演奏会

2025.01.20

12月14日(土)に、第20回音楽教育コース定期演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきましたこと、お礼申し上げます

演奏会では、能、教育楽器も含めた器楽合奏、合唱など、音楽教育コースでしか味わうことのできない演目を上演し、学生たちは日頃の成果をお客様の前で存分に披露することができました。

公演名: 第20回音楽教育コース定期演奏会
日時:2024年12月14日(土)13:00開演(12:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
出演:洗足学園音楽大学音楽教育コース生・卒業生 ほか
プログラム:
第1部 能:仕舞《敦盛(クセ・キリ)》 半能《殺生石》
第2部 教育アンサンブル:佐藤昌弘《Ballad and Waltz 》(新作初演)
             A.メンケン《Friend Like Me》
    合唱:《春》作詞/新川和江 作曲/信長貴富
       《Chessboard》作詞・作曲/藤原聡   ほか

 

学生たちは、この演奏会のために授業やレッスンの合間をぬって準備と練習を進めてきました。合唱や、リコーダー、鍵盤ハーモニカといった学校教育で使用される楽器のアンサンブルは、将来、教壇に立つときに必要とされる領域です。音楽教育コースでは、このような演奏会の実践により、さまざまな学びを広め、深めていきます。

出演した音楽教育コース3年生のお二人にコメントをいただきました。

水上 唯さん

 記念の年にふさわしい演奏会にしたいという思いの一方、不安や緊張もありましたが、先生方や先輩方にもお力添えいただき、この演奏会を創り上げることができました。演奏だけでなく、運営や裏方の仕事も学生で行うため、両立が大変でしたが、準備のために費やしてきた時間も、自分自身の成長につながったと思います。多くのお客様の前で演奏を披露させていただけることのありがたさや楽しさを、改めて実感した一日でした。

 

桑名 結生さん

 音楽教育コース定期演奏会第20回の節目の年に加えて、洗足学園音楽大学100周年という記念すべき年に、演奏会の運営に携わることができたこと、嬉しく思います。今回は50人を越えるコース卒業生の方々にもご出演を賜り、音楽教育コースの歴史を感じることのできる演奏会を創り上げることができました。この場を借りまして、企画・運営に携わって頂いた皆様に厚くお礼を申し上げます。

 ぜひ、来年の定期演奏会にもお越しください!

 

音楽教育コースでは、音楽教育の現場でしっかりと指導力を発揮できる専門的な技能と幅広い知識を養います。在学中の豊富な演奏体験、1年次からの専門教育の実践、3年次からの教育現場での経験などの充実したカリキュラムにより、音楽教育の領域における優れた人材を育成しています。今後も音楽教育コースは、「音楽の魅力を、次世代につなぐ架け橋に」をモットーに、これからも音楽を世に広めるための文化社会貢献に関わり続けていきます。