今回は声優アニメソングコースの授業『ヴォイスアーティスト演習』をご紹介します。
授業が始まるまでは和気あいあいと過ごしていた学生さんたちですが、授業が始まるとスイッチが入り、物語に入り込んで演技をしている様子が印象的でした。
授業の担当教員である出村貴先生に授業についてお話を伺いました。
出村 貴 先生 授業では基本的に前期・後期ともに、発表会に向けて作品を作っています。出村ゼミは舞台演技を教えるゼミになっていますので、学生には舞台演技を通して「演じること」「感情とは」「演技をすることは嘘をつくことではなく、自分の中で真実であることが重要である」ということを理解してほしいと考えています。また学生には、見ている人が楽しんでくれるものを作りましょうということも伝えています。 学生は自由な雰囲気で授業を受けています。失敗をするなら今だぞ!と思っているので、授業内では自主的に、自由に演じて挑戦してほしいです。 |
この授業を履修している学生さんにもコメントをいただきました。
3年 村上 嵩 さん 僕は授業を受ける前に台本を事前に見て、セリフにあった動きができるよう、シュミレーションをしてから実践に臨んでいます。この授業はコメディ系のゼミなので、自分以外の人の演技を見るのも楽しいし、演技を通して笑いあえるのが、普段の会話とはまた違って面白いです。 |
声優アニメソングコースは、アニメやゲームを中心とした日本のポップカルチャーシーン において、声優やアニメソング歌手など、声のスペシャリストとして活躍できる人材を育 てることを目標としています。それぞれの分野のプロフェッショナルによる音大ならでは の「個人レッスン」と「充実の施設・設備」、数多くの本番と他コースとのコラボレーシ ョンにより演技、ナレーション、歌、ダンス、コンテンツ制作などの多彩なカリキュラム の中しっかりと学ぶことで様々なニーズに応えることが出来るヴォイスアーティストを育 成しています。