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洗足学園創立100周年記念公演 祝祭音楽劇『MATEKI』

2024.11.18

10月25日(金)・26日(土)に、モーツアルトのオペラ「魔笛」を題材にした洗足らしい祝祭音楽劇『MATEKI』を上演しました。

声優アニメソングコース、声楽コース、ダンスコース、バレエコース、電子オルガンコース、ジャズ&アメリカンミュージック“JAM” コース、音楽・音響デザインコース、音楽環境創造コースと共に学生と教員、クラシックとコンテンポラリーの融合が織りなす、壮大な愛の物語を紡ぎました。

 

公演名:洗足学園創立100周年記念公演 祝祭音楽劇『MATEKI』
日時;2024年10月25日(金)18:00開演(17:30開場)
 2024年10月26日(土)14:00開演(13:30開場)
会場;洗足学園 前田ホール
翻案:田尾下哲
演出:宇治川まさなり  田尾下哲
指揮:永峰大輔
演奏:
洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団
Hikari Kubota Band
出演:
ジョン ハオ (声楽コース教授)
塩田 美奈子 (声楽コース教授)
森田 順平 (声優アニメソングコース客員教授)
亀井 芳子 (声優アニメソングコース教授)
赤塚博美(電子オルガンコース 教授)
岩崎孝昭(電子オルガンコース 講師)
荒井牧子(パイプオルガン奏者)
声優アニメソングコース / 声楽コース / バレエコース / ダンスコース / ジャズ&アメリカンミュージック“JAM” コース 学生

プログラム:
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト『魔笛』より

 

出演したダンスコース3年生の黒澤諒さんにコメントをいただきました。

【洗足学園100周年記念公演 祝祭音楽劇『MATEKI』】にご来場・配信にてご覧になってくださった皆様、先生方、スタッフの皆様、出演者の皆様、本当にありがとうございました。

 私は今回、初めて声優アニメソングコース企画のコラボ公演に出演させていただきました。オーディション課題の台本を読んだ時からやりたいと思っていたタミーノ役に選んでいただけて、とても嬉しかった反面、ダンスコースの僕が主役になっていいのかという不安もありました。

 稽古が始まると、思っていた以上に自分の出来なさを痛感し、正直心が折れました。

 しかし、皆さんが温かい声やアドバイスの言葉をかけてくださり、沢山の「愛」に包まれた中でタミーノを演じきることができました。

 このメンバーでできるのは最初で最後。個人的に以前から交流があった声優アニメソングコースの先輩方や音楽環境創造コースの同い年、新たに今回知り合った方々など、このメンバーで「MATEKI」を創ることができ幸せでした。

 今回の経験で、また演技がしたいと強く思ったので、これからも自分を磨きもっと大きなステージで輝けるように頑張ります。

 

出演した声優アニメソングコース3年生の湯 夢玥さんにコメントをいただきました。

今回が個人的に役者として初めて、本当の意味で舞台に立つ機会となり、主役ではないものの比較的セリフの多い役をいただきました。驚きと嬉しさがある一方で「外国人の私がこんなおいしい役を任せていただいて大丈夫かな…」という不安もありました。躓きながらも、優しい先生方、裏方や共演の皆様からの見守りと助けがあってこそ、無事に最後までやり遂げることができました。特に、先生たちの迫力溢れる演技や歌唱、指揮を至近距離で浴びることができ、最高に幸せでした。

稽古含め濃厚な2ヶ月間のおかげで、前期末発表の時より飛躍的に成長したと個人レッスンの先生にも褒めていただき、本当に感謝しかありません。私にとっての舞台「MATEKI」は、思い出す度に泣きたくなってしまうような、かけがえのない経験で、この経験を糧に、また自分の慣れないことや新たなことにたくさん挑戦していきたいです。

 

声優アニメソングコースは、アニメやゲームを中心とした日本のポップカルチャーシーンにおいて、声優やアニメソング歌手など、声のスペシャリストとして活躍できる人材を育てることを目標としています。それぞれの分野のプロフェッショナルによる音大ならではの「個人レッスン」と「充実の施設・設備」、数多くの本番と今回の公演のような他コースとのコラボレーションにより演技、ナレーション、歌、ダンス、コンテンツ制作などの多彩なカリキュラムの中しっかりと学ぶことで様々なニーズに応えることが出来るヴォイスアーティストを育成しています。

 

洗足学園音楽大学は、今後も今回の「MATEKI」のような発表の場をできる限り多く提供し、在学中に豊富なステージ経験を積みながら表現力を磨くことで、学生が夢に近づけるように全面的なバックアップをしていきます。