ルイス・フェルナンド・ペレス（Luis Fernando Perez）客員教授による特別レッスンをピアノコースの学部生5名は9月10日（火）、大学院生7名は9月10日（火）、11日（水）、12日（木）に受講しました。

ペレス先生は、カタリーナ・グルスカ音楽大学（マドリッド）、及びマーシャル音楽院（バルセロナ）の各ピアノ科にて教鞭をとられると共に、ラフォルジュルネ、ホルシュタイン、ムジカムジカ、サンタンデールなどの数々の音楽祭や、コンチェルトソリストとして、世界各国に招聘されています。

今回の特別レッスンでは、ペレス先生から、楽譜に書かれている作曲者の意図の解釈の大切さや、演奏の心構えなどご紹介いだきながら、各受講生の演奏についてリズム、テンポ、強弱、音色、指使い、手首、ペダルの使い方など各学生の演奏の表現力を高めるために細かくご指導いただきました。通訳は和田さやか先生にご担当いただきました。

洗足学園音楽大学ピアノコースでは、基礎力養成のための実技レッスンに加え、ピアノ二重奏や他楽器との室内楽の演奏機会、さらなる演奏技術と表現力の向上のため学内コンクールやオーケストラとの共演などの豊富な演奏経験を積むための「場」を数多く提供しています。さらに、今回のような特別レッスンの講師として世界でご活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。