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Orchestra with Dramaを開催しました。

2024.10.07

9月1日(日)に声優アニメソングコース学生によるドラマとオーケストラの共演Orchestra with Dramaを前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきまして、ありがとうございました。

 

本公演は「クラシック音楽の中に語りや芝居が入っているものや、クラシック音楽をよりドラマティックにする為に“声”を使って演ずる」というものです。先ず「オーケストラの音楽」ありき。言葉を持たないオーケストラの音楽に”言葉の演奏者”として寄り添いたかったのです。学生がこのような経験ができるのも、洗足学園音楽大学ならでは。

 

公演名;Orchestra with Drama
日時;2024年9月1日(日)14:00開演(13:30開場)
会場;洗足学園 前田ホール
指揮:永峰大輔
演奏:洗足学園フィルハーモニーオーケストラ
出演:洗足学園声優アニメソングコース3年生
オーケストラ譜面アレンジ:作曲コース
プログラム:
「マ・メール・ロワ」
Ma mère l’oye Cinq pièces enfantines/Maurice Ravel
作曲 ラヴェル
脚本 新井鷗子
上演台本 森田順平

 

小管弦楽のための組曲 第2番より《2.ワルツ》
Suite no 2 pour petit orchestreⅡ/ Valse Igor Fyodorovitch Stravinsky
「城への招待」
L’invitation au château, FP 138/Francis Poulenc
原作 ジャン・アヌイ
音楽 F・プーランク
脚本 新井鷗子
上演台本 森田順平

 

出演した2名の方にコメントをいただきました。

声優アニメソングコース3年生 熊谷 幸之助さん

3年生公演は「Orchestra with Drama」ということで、人生で初めてオーケストラに合わせて演技をしました。これが最初で最後になってしまうかもしれませんが、貴重な体験でした。大変だったことも多く、自分の演じた「オラース」という役は、自分とは全く正反対の性格であり、長ゼリフも相まって演じるのがとても難しかったです。
3年生全員とオーケストラの方々、そして先生方の手厚いサポートのおかげでとてもいい舞台にできたと感じました。

 

声優アニメソングコース3年生 遠藤 芝琳さん

今回、私にとって初めての前田ホールでの舞台だったので、衣装を着て動くことすらも大変でした。練習時には舞台の距離や段差等の感覚がなかなか掴めず、本番前のゲネプロの時にも躓いたりもしてしまいました。本番は大丈夫なのか心配でしたが、無事躓くことなく演技が出来ました。
また、この「Orchestra with Drama」を通して2.5次元の舞台にも興味を持ち始め、自分の新しい目標もでき、とても楽しい時間を過ごせました。

 

声優アニメソングコースは、アニメやゲームを中心とした日本のポップカルチャーシーンにおいて、声優やアニメソング歌手など、声のスペシャリストとして活躍できる人材を育てることを目標としています。それぞれの分野のプロフェッショナルによる音大ならではの「個人レッスン」と「充実の施設・設備」、数多くの本番と今回の公演のような他コースとのコラボレーションにより演技、ナレーション、歌、ダンス、コンテンツ制作などの多彩なカリキュラムの中しっかりと学ぶことで様々なニーズに応えることが出来るヴォイスアーティストを育成しています。

 

洗足学園音楽大学は、今後も今回の「Orchestra with Drama」のような発表の場をできる限り多く提供し、在学中に豊富なステージ経験を積みながら表現力を磨くことで、学生が夢に近づけるように全面的なバックアップをしていきます。