7月24日(水)に、電子オルガンによる管弦楽曲とピアノ協奏曲の夕べを前田ホールにて開催しました。今回は、電子オルガンコースの学生とピアノコースの学生のコラボレーションでの演奏に加えて、ソリストに赤塚 博美先生を迎え、電子オルガンとオーケストラによるコンチェルトが演奏されました。
公演名:電子オルガンによる管弦楽曲とピアノ協奏曲の夕べ
日時:2024年7月24日(水)18:30開演(18:00開場)
指揮:竹内 聡
出演:
<ピアノソリスト>
松尾 沙衣 (学4)
石田 琉奈(学3)
八代 優希子(学2)
<電子オルガンソリスト>
赤塚 博美(本学教員)
<電子オルガン>
永田 凜太朗(学4)、平尾 日菜向(学4)、山崎 純(学4)、中野 あおい(学3)
藤井 彩乃(学2)、名護 苺奈(学2)、YING YUE(院2)、TAO YONGXI(院2)
赤塚 博美(本学教員)
<打楽器>
大塚 愛美(院2)、 大石 水紀(院2) 、中田 実紅(院2)、鄭 龍州(院1)
プログラム:
・C.フランク / 交響的変奏曲
・F.プーランク / ピアノ協奏曲
・芥川 也寸志 / GXコンチェルト
・C.ドビュッシー / ピアノと管弦楽のための幻想曲
出演した電子オルガンコース4年生の山崎 純さんとピアノコース2年生の八代優希子さんにコメントをいただきました。
今回の演奏会では、F.プーランクのピアノ協奏曲の主に木管楽器のパートを担当しました。 木管パートは、ピアノとの掛け合いや木管楽器だけのメロディーなど、目立つ部分が多く、ピアノと他のパートの音をよく聴いて、自分がしっかり出すべきところは出すということを心がけて演奏しました。 本番では、練習以上に集中して演奏することができたのではないかと思います。 今まで取り組んできた楽曲の中でも特に難しい曲だと感じましたが、同時にとてもやりがいも感じられる演奏会となりました。 山崎 純 |
この度は本コンサート開催にあたり、日頃よりご指導をいただいている先生方、竹内聡先生、赤塚博美先生をはじめとする電子オルガン専攻、打楽器専攻の皆様、ならびにご尽力くださった全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます。 このコンサートは私にとって初めて協奏曲という大曲に挑戦する機会であり、共演者の方々と一緒に音楽を作り上げる時間はとても貴重で幸せな経験になりました。 本番に向けての練習やレッスンはとても充実していましたが、大変なことも多く、自分がもっと上手く弾けていたらと壁にぶつかることもありました。しかし、今回こうして無事にこの壁を乗り越えられたことは自分にとって自信に繋がる素晴らしいものになりました。 また、洗足学園という恵まれた環境に身を置かせていただいていることへの感謝の気持ちを改めて実感しました。 これからもこの経験を活かして、ますます精進してまいります。 八代優希子 |
洗足学園音楽大学電子オルガンコースでは、演奏、音づくり、作・編曲を第一線で活躍されている演奏家、作曲家、指揮者の指導陣の下で、クラシックとポピュラーの両音楽ジャンルを専門的かつ横断的に学べる充実したカリキュラムで、電子オルガンというコンテンポラリーな楽器を通しての多様な表現を実現する演奏家や教育者を育成しています。そして、これからの時代を担う学生たちの挑戦を積極的に応援しています。
洗足学園音楽大学ピアノコースでは、基礎力養成のための実技レッスンに加え、ピアノ二重奏や他楽器との室内楽の演奏機会、さらなる演奏技術と表現力の向上のため学内コンクールやオーケストラとの共演などの豊富な演奏経験を積むための「場」を数多く提供し卒業後、ピアノを武器に様々な分野で活躍できる人材の育成を目指しています。