7月12日(金)に、前田ホールにてファンファーレオルケスト第36回定期演奏会を開催しました。多くの皆様にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
公演名:ファンファーレオルケスト第36回定期演奏会
日時:2024年7月12日(金)18:30開演(18:00開場)
会場;洗足学園 前田ホール
指揮:鈴木竜哉
演奏:洗足学園音楽大学ファンファーレオルケスト
プログラム:
R.シュトラウス/ ウィーン・フィルハーモニーのためのファンファーレ AV.109
L.フリーク/ インペリアル・クラウン
J.デ・ハーン/ カーディガン・ベイ 〜ウェールズの賛美歌「アベリストウィス」による幻想曲〜
P.グレイアム(J.セガーズ編曲)/ ディメンションズ
F.チェザリーニ/ アビス
C.サン=サーンス(庄司燦 編曲)/ 交響曲第3番 ハ短調 「オルガン付き」 Op.78
ファンファーレオルケストは充実した合奏授業カリキュラムを持つ洗足学園音楽大学ならではの合奏授業の一つです。その編成はサクソフォンを発明した楽器製作者アドルフ・サックス氏の考案と言われ、ベルギー・オランダを中心にヨーロッパで親しまれてきました。2年生以上が中心の合奏授業として、毎年約100名の学生が履習し、年間2回の定期演奏会を開催しています。今年度の学生も今回の後期演奏会に向けて、日々練習を重ねて、本番では鈴木竜哉先生の指揮の下、ファンファーレオルケストの魅力あるサウンドを前田ホールに響かせてくれました。
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。