7月7日(日)に、2024年度グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会を前田ホールにて開催しました。多くのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
2023年3月にグリーン・タイと初共演し、鮮烈な印象を与えた齊藤一郎氏が再びグリーン・タイに登場。そのときのアラルコンの《交響曲第1番》の演奏は、アラルコン氏自身も大絶賛。今回は《交響曲第2番》を中心にお届けしました。
公演名:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル演奏会
日時:2024年7月7日(日)18:30開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:齊藤一郎
演奏:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル
プログラム:
〜オペラ・カンタービレ〜
・L.バーンスタイン(グランドマン編曲)/歌劇「キャンディード」序曲
・松下倫士/モーツァルトの主題によるパラフレーズ[吹奏楽版初演]
・P.マスカーニ(鈴木英史編曲)/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より[一部新編曲初演]
・伊藤康英/オペラ「ある水筒の物語」によるパラフレーズ
・R.ブトリー/生きる歓び
・L.セラーノ・アラルコン/第2交響曲[日本初演]
本番に向けて、学生たちは合奏授業の中でも個人でも懸命に練習を重ねてきました。そして、この日は見事にその練習の成果を発揮し、齊藤一郎先生の指揮の下、素晴らしいサウンドを前田ホールにて披露してくれました。
出演した4年生の薄井萌々子さんにコメントをいただきました。
一昨年も共演した齊藤一郎先生が指揮とのことで、楽しみにしていました。 |
グリーン・タイ ウインド・アンサンブルとは |
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。