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デイヴィッド・チャイルズ先生のユーフォニアム・マスタークラスを実施しました。

2024.06.25

6月8日(土)に本学客員教授であるユーフォニアム奏者デイヴィッド・チャイルズ先生によるマスタークラスを実施しました。本学のユーフォニアム専攻の学生が、現在世界で最も優れた金管奏者といわれているチャイルズ先生から、表現力向上のための多くのアドバイスをいただきました。また、先生に模範演奏も披露していただき、参加した学生も世界で最も優れた金管奏者といわれている先生の演奏から多くのヒントを得ることができました。

 

デイヴィッド・チャイルズ先生は、ユーフォニアムのソリストとしてBBC フィルハーモニック、BBC ウェールズ・ナショナル管弦楽団、ロイヤル・フィルハモニー管弦楽団等のオーケストラ、その他、欧米の数多くの著名な吹奏楽団や軍楽隊と共演されています。また教育にも熱心に取り組まれており、本学客員教授の他に、2018 年、ノース・テキサス大学のユーフォニアム教授に任命され、英国王立ウェールズ音楽大学国際客員講師も務められています。

 

受講した、3年生ユーフォニアム専攻の金山美月さんにコメントをいただきました。

デイヴィッド・チャイルズ氏によるマスタークラスを受講し、はじめに基礎練習をしましたが、そのレベルの高さに衝撃を受けました。日々どのように練習を重ね、自己研鑽を積んでいるかを知ることで、基礎練習の重要さを改めて感じました。そしてこの期間でユーフォニアム界の第一線で活躍されているデイヴィッド・チャイルズ氏の卓越した技巧や表現力を間近で見て、聞いて、教えて頂き音楽の素晴らしさを改めて実感しました。この貴重な経験を糧に自分自身のユーフォニアムの演奏や音楽性をこれからも沢山磨いていきたいと思います。

 

洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。