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2023年度バレエコース本公演「くるみ割り人形」を開催しました。

2024.03.05

12月25日(月)、27日(水)、28日(木)に前田ホールに多くのお客様にご来場いただき、チャイコフスキー三大バレエの一つとして、世界中で愛されている名作バレエ「くるみ割り人形」の少女クララがみたクリスマスの夢物語を、2種類の演出でお届けしました。井田勝大指揮、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の素晴らしい演奏にインスパイアされた学生たちが、練習の成果を見せて大きく美しく舞い、沢山のお客様から大きな拍手をいただきました。ご来場ありがとうございました。

 

日時:
2023年12月25日(月)18:30開演(18:00開場)
2023年12月27日(水)18:30開演(18:00開場)
2023年12月28日(木)17:30開演(17:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:井田勝大
管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団
台本:マリウス・プティパ、原振付:レフ・イワーノフ
12月25日(月) 改訂演出・振付:高部尚子、再振付:永橋あゆみ
12月27日(水) 改訂演出・振付:安達悦子
12月28日(木) 改訂演出・振付:安達悦子

 

出演した4年生の岩﨑遥さんと関根珠希さんにコメントをいただきました。

 今回「くるみ割り人形」のクララ役を務めさせていただきました。
 初めは「くるみ割り人形」のストーリーを理解し演じることの難しさや本公演で初めて主役として舞台に立つというプレッシャーがあり不安でいっぱいでしたが、たくさんの先生方にご指導していただきながら同期や後輩のみんなと時間をかけて作品と向き合いました。
 4年間の集大成として、今まで学んできたことを発揮できるようみんなで練習に励み、本番では素晴らしい生演奏とともに1つの作品を作り上げていくことができました。また私にとって大好きな作品で、ずっと憧れだったクララ役として踊ることができ本当に幸せでした。
 このような貴重な経験をさせて下さった先生方、たくさんサポートしてくれた同期や後輩のみんな、関わって下さった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。
岩﨑遥

 

 後期公演『くるみ割り人形』で金平糖の精を演じさせて頂きました。

 金平糖の精はお菓子の国の女王で、美しいだけでなく威厳のある凛とした表現力を要する役で、技術面では金平糖の弾けるような手脚の使い方やドゥミを使った繊細なポワントワークを要し、表現力・技術面・体力面で苦戦する日々でした。ですが、先生方から頂くお言葉や素晴らしいお手本ひとつひとつに刺激を受け、リハーサルを通して自分の成長を感じることが出来ました。この経験はこれからの自分自身の大きな糧になると思います。御指導して下さった先生方ありがとうございました。

 また今回私は人生で初めてのパ・ド・ドゥで、役を頂いてから全てが未知の世界でした。大学入学してからパ・ド・ドゥクラスを経験し、今回のこの舞台は4年間学んできた事全てをお見せする場でもありました。 初回のリハーサルからリフトで苦戦しパートナーの土井翔也人さんには沢山のご迷惑をお掛けしましたが、最後の最後まで失敗しても寄り添い優しい言葉をかけ続けて下さった土井さんには感謝の気持ちでいっぱいです。また毎リハーサル嬉しい言葉を沢山かけてくれた1.2.3年生、4年間切磋琢磨してきた同期にはより一層感謝しております。

 12月25日のクリスマスの夜に井田さんの素晴らしい生オーケストラで『くるみ割り人形』を踊れたことが何よりも贅沢な時間でとても貴重な経験になりました。

 最後になりますが、関係者の皆様本当にありがとうございました。
関根珠希

 

バレエコースは、クラシック・バレエの正確で美しい動きやテクニックを身に付け、さまざまなスタイルの踊りにも対応できるバレエダンサーを目指せるよう、自由度の高いカリキュラムが特徴です。必修科目はバレエ研究のみで、学生の興味とニーズに合わせて、様々なジャンルのダンスの実技科目、音楽理論の講義科目、舞踊史や解剖学などダンス関係の講義科目などを履修できます。そして、オーケストラの生演奏による前期公演・冬の本公演など本格的な舞台を数多く経験できることが魅力です。

 

バレエコースは、今後も様々な発表の場を用意し、プロフェッショナルな舞踊家の育成を強力にバックアップしてまいります。