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「Winter Theater 2023」 その1

2024.01.24

声優アニメソングコース冬の成果発表公演「Winter Theater 2023」を12月12日(火)~16日(土)の5日間ビッグマウスにて多くのお客様にご来場いただき開催しました。それぞれの公演に、1年間の成果が込められていました!

3回に分けて公演の写真をご紹介します。初回は1日目と2日目の模様です。

1日目公演
①尾田木美衣ゼミ 朗読劇「語り劇『ナツヤスミ語辞典』」
②鈴木結女ゼミ ライブ「Nevertheless  〜愛にできることはまだあるかい〜」
2日目公演
③亀井芳子ゼミ 朗読劇「『耳無し芳一・夢を喰らうもの』」
④石原慎一ゼミ ライブ「No Day But Today❣~かけがえのない日々~」

 

◆尾田木美衣ゼミ 和泉ヒカリさん
尾田木ゼミの公演は朗読劇で台本を持ってのステージでした。
私が演じた役は中学2年生の女の子で、途中で感情を爆発させるシーンがありました。
今まであまり演じたことがない役柄だったので最初は少し不安でしたが、台本の解釈や演技プランで分からなかったり悩んだりした時には、先生が一緒に考えてくださったので、思いっきり演じきることができました。
また朗読劇ですが動きが多く、少しでも中学生に見えるよう、表情豊かに演じることが難しくも楽しかったです。

 

◆鈴木結女ゼミ 林健太さん
 鈴木ゼミは公演のテーマ性を重視し、楽曲もそれに合わせて選び、演出を付けていきます。歌と公演のテーマが次第に一体化していく様子は独特の世界観を醸しだし、ひと味もふた味も違う舞台に仕上がりました。
歌唱においては、授業中に「一人一人が一番輝く魅せ方」を主軸に先生と深く話し合い、それぞれの意見を出し合う時間が設けられています。自分の知らなかった魅力に気づくことが多く、技術も向上しました。
舞台の趣旨を考えたときの学びや、成長を自覚したときの新鮮な気持ちが、本番まで続く非常に魅力的なゼミでした。

 

◆亀井芳子ゼミ 太田桜希さん
 亀井ゼミでは今年 1 年を通しホラーをテーマにしていました。今回の Winter Theater 2023 では、『耳なし芳一』と『夢を食らうもの』という作品を演じ、怖さのタイプはそれぞれ違いましたが、どちらの作品でもゾクリとさせることが出来たのではと思っています。私は『耳なし芳一』に出演しました。穏やかな部分からの激しい展開には息を呑むような空気感があり、琵琶の生演奏も相まってレベルの高い公演になったのではないかと思います。また『耳なし芳一』の出演者のシャツデザインも行いました。墨で描いた完全オリジナルでした!

 

◆石原慎一ゼミ 山本麻友さん
 私は今年初めて石原ゼミに入ったのですが、先生やゼミ生が温かくて、素敵な雰囲気のゼミだなと思いました。ソロでの歌唱が多いゼミですが、本番中も皆、舞台裏で合いの手や手拍子など入れていて、ゼミ生みんなで舞台を作り上げている感覚があって、楽しかったです。
 今回のWinter Theater 2023で、私はアコギの弾き語りをさせていただいたのですが、先生が個人レッスンの時間を設けてくださり、ギターについても色々と面倒を見てくださって、たくさんの面で成長できた1年になったと思います。

 

声優アニメソングコースの後期成果発表として、生アフレコ、アニメソングライブ、朗読劇、映像舞台劇、演劇等、色とりどりの作品による声の魅力に迫りました。声優アニメソングコースの授業やレッスンで学んできた多様な声の表現方法をビッグマウスのステージで披露しました。今回の公演も、舞台制作、音響、照明は音楽環境創造コースの学生がサポートしました。

 

声優アニメソングコースは、アニメやゲームを中心とした日本のポップカルチャーシーンにおいて、声優やアニメソング歌手など、声のスペシャリストとして活躍できる人材を育てることを目標としています。それぞれの分野のプロフェッショナルによる音大ならではの「個人レッスン」と「充実の施設・設備」、数多くの本番と今回の公演のような他コースとのコラボレーションにより演技、ナレーション、歌、ダンス、コンテンツ制作などの多彩なカリキュラムの中しっかりと学ぶことで様々なニーズに応えることが出来るヴォイスアーティストを育成しています。

 

洗足学園音楽大学は、今後も今回の「Winter Theater 2023」のような発表の場をできる限り多く提供し、在学中に豊富なステージ経験を積みながら表現力を磨くことで、学生が夢に近づけるように全面的なバックアップをしていきます。