ファンファーレオルケスト第35回定期演奏会を、11月17日(金)前田ホールにて多数のお客様にご来場いただき開催しました。また、YouTubeでもライブ配信を行い、多くの皆様にご視聴いただきました。ご来場およびご視聴ありがとうございました。なお、公演の模様はアーカイブ公開されておりますので是非ご覧ください。
公演名:ファンファーレオルケスト第35回定期演奏会
日時:2023年11月17日(金)18:30 開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:ヤン・ヴァンデルロースト(本学客員教授)
演奏:洗足学園音楽大学ファンファーレオルケスト
プログラム
【第一部】
P.ブノワ/幻想序曲
J.オッフェンバック/喜歌劇「天国と地獄」序曲
P.ジルソン(J.ブラント編曲)/ラ・プリエール
C.サン=サーンス(T.ルッテン編曲)/歌劇「サムソンとデリラ」 より バッカナール
【第二部】
J.ヴァンデルロースト/ノッキング・アット・ヘブンズ・ゲート
J.ヴァンデルロースト/ザ・ローズ・オブ・マスミン
P.スパーク/エレジー
アーカイブURL: https://www.youtube.com/watch?v=yn4qFYQ1HR8
ファンファーレオルケストは充実した合奏授業カリキュラムを持つ洗足学園音楽大学ならではの合奏授業の一つです。その編成はサクソフォンを発明した楽器製作者アドルフ・サックス氏の考案と言われ、ベルギー・オランダを中心にヨーロッパで親しまれてきました。2年生以上が中心の合奏授業として、毎年約100名の学生が履習し、年間2回の定期演奏会を開催しています。今年度の学生も今回の後期演奏会に向けて、日々練習を重ねて、本番ではヤン・ヴァンデルロースト客員教授の指揮の下、ファンファーレオルケストの魅力あるサウンドを前田ホールに響かせてくれました。
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。