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デヴィッド・クーパー氏による学内コンサートを開催しました。

2023.12.13

11月5日(日)にデヴィッド・クーパー氏によるホルンの学内コンサートを開催しました。

デヴィッド・クーパー氏は、2013年からダラス交響楽団の首席奏者に就任され、2017-18シーズンはベルリン・フィルのソロ・ホルン奏者を務め、2018年にダラス交響楽団の首席奏者に復帰されています。ニューヨーク・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団などで客演首席奏者を務め、ソリスト、室内楽奏者としても活躍されています。

 

管楽器コースのホルン専攻の3名がクーパー氏と共に学内コンサートで演奏しながらご指導いただき、約20名が聴講しました。クーパー氏から、一人一人の表現力を向上させるためのアドバイスを模範演奏を交えながら丁寧にご指導いただきました。3名の指導後には、模範演奏を披露していただき、聴講生を含めて、それぞれが多くのヒントを得ることができました。なお通訳は、本学講師のジョナサン・ハミル先生、伴奏は神永睦子さんが担当されました。

 

受講した4年生の直田真潮さんにコメントをいただきました。

デヴィッド・クーパー氏に学内コンサートの中でご指導いただきました。演奏や実演を交えながら、より豊かな表現の仕方を教えていただきました。1曲を通してひとつのドラマを作るように演奏することによって演奏に説得力が生まれたように感じました。 また、目の前に紙を持って息の使い方を可視化することで、今までどれだけ息を使えていなかったかを痛感しました。意識的に息を使うと、身体が楽な状態で演奏しやすくなりました。 今回の貴重な経験を活かし、より聴き手に伝わる演奏をしたいと思います。

 

洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のような学内コンサートの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。