2022年度演奏会報告です。
3月10日(金)に、洗足学園音楽大学グリーン・タイ ウインド・アンサンブルの演奏会を関係者のお客様にご来場いただき前田ホールにて開催しました。
公演名:グリーン・タイ ウインド・アンサンブル 演奏会
日時:2023年3月10日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:齋藤一郎
プログラム:
F.ショパン(伊藤康英 編曲)/ワルシャワ砲撃のエチュード(革命のエチュード)(初演)
V.ネリベル/シンフォニック・バンドのためのファンタジア
バッハの平均律クラヴィア曲集第1番前奏曲による
C.フランク(鈴木英史 編曲)/3つのコラールより第3番イ短調
S.ラフマニノフ(伊藤康英 編曲)/交響的舞曲op.45aより第1楽章
伊藤康英 /スパニッシュ・ホルン ホルンと吹奏楽のための小協奏曲(初演)
ホルン独奏:佐藤俊輝(4年)
L.セラーノ・アラルコン/交響曲
グリーン・タイ ウインド・アンサンブルの企画運営責任者の伊藤康英先生作曲の1曲と編曲の2曲を含めて全6曲を披露しました。この日に向けて、学生たちは合奏授業の中でも個人でも懸命に練習を重ねてきました。そして本番では見事にその成果を発揮し、齋藤一郎先生の指揮の下、素晴らしいサウンドを披露し、ご来場いただいたお客様から大きな拍手をいただきました。
グリーン・タイ ウインド・アンサンブルは、2009年に作曲家の伊藤康英先生と共に始動し、作曲家の視点を交えた楽曲分析やこだわりの選曲が特徴です。これまでに、ダグラス・ボストック氏、ティモシー・レイニッシュ氏ら名だたる指揮者を招聘しています。また、台湾、シンガポール、韓国にて交流演奏会を行っており、広くアジアにも多くのファンを擁しています。
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。