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2023年度洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学の入学式を挙行しました。

2023.04.03

洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学の2023年度入学式が4月3日(月)、洗足学園 前田ホールにて挙行されました。

 

2023年度洗足学園音楽大学大学院、洗足学園音楽大学入学式:
【日程】2023年4月3日(月)
【会場】洗足学園 前田ホール
【開式】午前10時

 

学内への入構は新入生のみとさせていただき、ご家族、関係者の皆様にはライブ配信でご覧いただきました。

新入生は、パイプオルガンの荘厳な響きの中、前田ホールに入場しました。「入学おめでとう」と書かれたミニ飛行船も新入生を歓迎しました。

また、開式前にプロジェクションマッピングのステージで箏の演奏と共に、ダンスによるさくらをテーマにしたパフォーマンスが披露されました。

入学式は、開式のことばで開始され、君が代が斉唱された後、新入生の入学者数が報告されました。

続いて、洗足学園音楽大学の万代晋也学長が式辞を述べられました。

コロナに翻弄された高校生活を経て入学された皆さんに、3月に卒業した卒業生がコロナに打ち勝ち充実した学生生活を送ったことを紹介され、3年前とは状況は大きく変わりましたので安心して学生生活を始めてくださいと自信を持って言える状況になりました。

本学の教育方針の自由な選択、主体的な学び、協働そして演奏本番の重視の3つについて紹介されました。好きなものがあることの幸せ、即ち「音楽が好き」ということの幸せおよび音楽の素晴らしさ、音楽は人を変え成長させる力があることについて話されました。

建学の精神と洗足学園の創設者である前田若尾先生の「理想高遠、実行卑近」の建学の精神を実践するための標語を紹介された後、まずは挨拶から始めましょうと提案されました。そして、皆さんのこれからの成長に期待していますという言葉で式辞を締めくくられました。

次に、敬虔なクリスチャンであった創設者前田若尾先生とゆかりの深い霊南坂教会の主任牧師である後宮敬爾先生から、コロナに翻弄された3年間の話に続き、生きることの意味について、生きるという漢字は草木が生え育つ象形文字に表されている通り、今を精一生きることですと紹介されました。前田若尾先生は、今を精一杯生きた人でした。イエスキリストを模範として生きた人でした。
「洗足学園」の名前の由来について、十字架につく前の晩にイエスキリストが弟子たちの足を洗い、「互いに足を洗い合いなさい」と言われた言葉から「洗足」という学園の名前にされたことを紹介されました。足を洗うということは、力を合わせて共に生きなさいという意味があります。そして、今を精一杯生きて、良き素晴らしい学生生活をお送りくださいと述べられました。

続いて、音楽教育コース4年生の中村汐里さんが学生代表として歓迎の言葉を述べました。「洗足学園音楽大学には皆さんに素晴らしい環境のステージが用意されており、そのステージでは皆さん一人一人が主役です。これからの出会いやつながりを大切に、初心を忘れず努力を続け実り多き学生生活を過ごしてください」と歓迎の言葉を述べました。

校歌斉唱の後、閉式のことば、閉式ファンファーレで式典は終了しました。

 

式典終了後、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授の秋山和慶先生指揮、洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団による「メサイア」より ハレルヤ・コーラスと「威風堂々」の祝賀演奏が行われました。

 

◆式次第◆
開式のことば
君が代
学事報告
式辞
講話
歓迎のことば
校歌
閉式のことば

祝賀演奏:
曲目:
 G.F.ヘンデル / オラトリオ「メサイア」より ハレルヤ・コーラス
 E.エルガー / 行進曲「威風堂々」作品39 第1番 ニ長調
指揮:秋山 和慶(本学芸術監督)
演奏:洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団

 

新入生もマエストロ秋山先生指揮による洗足学園音楽大学管弦楽団・洗足学園音楽大学合唱団の歓迎演奏を聴きながら、洗足学園音楽大学への入学を実感し、今日から始まった学園生活に期待を膨らませていました。祝賀演奏終了後、会場を移動しオリエンテーションを行いました。

 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

皆さんが洗足学園の教育理念、自立、挑戦、奉仕の精神を大切に、充実した学生生活を送られることを教職員一同応援しています。