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サクソフォーン・オーケストラ・冬の演奏会を開催しました。

2023.02.03

12月21日(水)に、サクソフォーン・オーケストラ・冬の演奏会を、関係者のお客様に前田ホールにご来場いただき開催しました。

 

公演名: サクソフォーン・オーケストラ・冬の演奏会
日時: 2022年12月21日(水)18:30開演(18:00開場)
会場: 洗足学園 前田ホール
指揮: 大井 剛史
プログラム:
 E.エルガー/弦楽セレナード(編曲 岩本 伸一)
 酒井 格/森の贈り物(編曲 岩本 伸一)
 高 昌帥/吹奏楽のためのバラッド(編曲 岩本 伸一)
 R.コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」(編曲 岩本 伸一)

 

サクソフォーン・オーケストラ企画運営責任者の岩本伸一先生からのコメントです。

 サクソフォーン・オーケストラも新入生を大勢迎え、上級生も立派に成長し、お陰様で創立27年目を盛況に迎えることができました。
本日のプログラムの前半では、同族楽器ならではの選曲で弦楽アンサンブルの為のセレナーデ、続きます人気の吹奏楽曲は、作曲家に直接許可を頂き演奏可能となりました。別の世界観を味わっていただけたことと思います。メインでお届けした、R.コルサコフ作曲交響組曲「シェヘラザード」は名曲中の名曲として知られ、難易度も高く中々全曲演奏する機会に恵まれないと思いますが、主人公が語る“千夜一夜”をご来場の皆さまにお楽しみ頂きました。来年度は本学園創立99年を迎え再来年は100周年と、とてもお目出たい年回りとなります。当団も益々切磋琢磨しながら、未来へ向かって進みたいと思います。
どうぞ、ご支援ご鞭撻頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

学生代表3年生の楠本 夢菜さんにもコメントをいただきました。

 一年間を通し、今日まで私たち学生は日々多くの壁にぶつかり、様々な葛藤をし、練習に励んでまいりました。本演奏会は、一年間の授業の成果を披露することのできる、いわば集大成のような演奏会でした。大井 剛史先生の指揮の下、大きなミスもなく全員が心を一つにして全力で演奏することができました。
サクソフォーン・オーケストラは、吹奏楽やオーケストラとは違いサクソフォーンと打楽器のみで編成されています。そのため、音域が限定的になるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本学ではソプラニーノサクソフォーンからコントラバスサクソフォーンまで揃え、本来のオーケストラにも劣らない、またサクソフォーンだからこそ奏でることのできる力強い強奏も持ち合わせた充実したサウンドをお楽しみ頂けたと思います。

 

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。