洗足学園音楽大学声楽コース オペラガラコンサートを12月12日(月)に関係者のお客様のご来場と配信のハイブリッド公演として前田ホールにて開催しました。なお、公演の動画はアーカイブ公開されていますので、是非ご覧ください。
公演名:オペラ実習ガラコンサート
日時:2022年12月12日(月)18:00開演(17:30開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:松田 義生 粂原 裕介
演出:馬場 紀碧
プログラム:
W.A.モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」
W.A.モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
W.A.モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
W.A.モーツァルト 歌劇「皇帝ティートの慈悲」
G.ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」
G.ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」
G.ドニゼッティ 歌劇「ドン・パスクアーレ」
G.プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」
V.ベッリーニ 歌劇「カプレティ家とモンテッキ家」
G.ヴェルディ 歌劇「椿姫」
アーカイブ動画URL:https://youtu.be/aUDx9eYzbgc
演奏会Photo:https://www.facebook.com/media/set/?set=a.673791117462481
声楽コース「オペラ実習」では、第一線で活躍するオペラ歌手、指揮者、演出家、コレペティトゥアのもと、履修生たちはオペラ歌手に必要な基礎を身につけることを目指して、オペラに必要な様々な要素を週替わりで1年間学んできました。この1年間の成果を発表する「オペラ実習ガラコンサート」では、プロジェクターで映し出す背景、字幕の準備、舞台の仕込み・撤収など、歌手として光が当たる部分だけではなく、オペラが生まれる 裏側までも、全て学生たちの手で行います。
オペラ研究所当時から受け継がれてきた舞台衣装に身を包み、勇姿・ 優美な姿で、学生たちは1年間学んできた舞台表現を前田ホールで見事に披露してくれました。
出演した4年生の行場結佳さんにコメントをいただきました。
4年生は前田ホールで歌う最後の演奏会として、それぞれが歌いたい演目に挑戦しました。まさに4年間の集大成だったと思います。毎週の授業では歌う技術を高めつつ、作品の解釈やそれをどのように表現していくかなど多くのことを学びました。取り組む作品は違えど、友達の演奏や表現から学び、お互いに切磋琢磨してきました。本番では皆の良さが存分に発揮されて、とても素敵な演奏会になったと思います。舞台で役を生きること、音楽で役を表現し伝えることの喜びを感じた演奏会でした。
声楽コースでは、オペラや歌曲、宗教音楽からミュージカル、ポップスまであらゆるジャンルの歌を自分の声で表現するためのカリキュラムを用意し、国内外の第一線で活躍されているオペラ歌手や声楽家、演劇、ダンスなど各界のスペシャリスト、英・伊・独・仏語のネイティブの先生方など経験豊富な指導陣が学生を指導する教育体制を構築しています。
声楽コースの学生は、オペラ実習の授業を含めて、授業やレッスンに全力で取り組んでいます。洗足学園音楽大学では、学生が授業やレッスンで学んだ成果を発表する「場」を今後もできるかぎり多く提供し、ステージでの経験を積み重ね表現力を豊かにするためのサポートをしています。