フルートオーケストラ演奏会を、11月26日（土）に、関係者のお客様のご来場と配信によるハイブリッド公演として前田ホールにて開催しました。なお、演奏会の動画はアーカイブ公開されていますので、是非ご覧ください。

公演名：フルートオーケストラ演奏会
日時：2022年11月26日（水）開演18：30（開場18：00）
会場：洗足学園 前田ホール
指揮：上野 正博
プログラム：
　E. シャブリエ / 狂詩曲「スペイン」
　W.A. モーツァルト / フルート協奏曲 第1 番 ト長調 K.313
　松下倫士 / 風の電話 1. 前奏曲 2. 悲しみの海
　M. ラヴェル / ダフニスとクロエ
動画URL：https://youtu.be/CUgZ0O0nsu0

フルートオーケストラは、ピッコロ・グランド・アルト・バス・コントラバスの5種類のフルートと打楽器で構成される同属楽器のオーケストラです。フルート独自の爽やかなサウンドで、様々な作曲家の名曲をオリジナルの編曲で学んでいます。

今回はヨーロッパの名曲に加えて、松下 倫士先生が、東⽇本⼤震災の悲惨さ、⼤切な家族や友達などを失った喪失感などを表現された「⾵の電話」をテーマとしフルートと⾵に繋げて作曲された曲も演奏しました。上野 正博の指揮の下、1年生から4年生までの50名を超えるフルート、ピッコロ、打楽器のフルートオーケストラの履修者と賛助出演者により同族楽器ならではのアンサンブルの爽やかな音色の魅力を遺憾なく発揮しました。

管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。