ファンファーレオルケスト第33回定期演奏会を、11月18日(金)に関係者限定のお客様にご来場いただき前田ホールにて開催しました。
公演名: ファンファーレオルケスト第33回定期演奏会
日時:2022年11月18日(金) 18:30開演(18:00開場)
会場:洗足学園 前田ホール
指揮:現田 茂夫
プログラム:
B.アッペルモント/ 十字と王冠強きには力、弱きには慈悲を
C.ウィットロック/ デデム男爵
T.ドス/ セント•フローリアン•コラール
J.ヴァンデルロースト/ オスティナーティ
J.ヘルメスベルガー2世(B.ヴァン•ティーネン編曲)/ 悪魔の踊り
A.ハチャトリアン(滝澤尚哉編曲)/バレエ音楽「ガイーヌ」(ボリショイ劇場版) より
ファンファーレオルケストは充実した合奏授業カリキュラムを持つ洗足学園音楽大学ならではの合奏授業の一つです。その編成はサクソフォンを発明した楽器製作者アドルフ・サックス氏の考案と言われ、ベルギー・オランダを中心にヨーロッパで親しまれてきました。2年生以上が中心の合奏授業として、毎年約100名の学生が履習し、年間2回の定期演奏会を開催しています。今年度の学生も今回の後期演奏会に向けて、日々練習を重ねて、本番では現田 茂夫先生の指揮の下、ファンファーレオルケストの魅力ある音色を前田ホールに響かせてくれました。
ファンファーレオルケストを履修しているサクソフォン専攻4年生の寺東春美さんから下記のコメントをいただきました。
コロナ禍で不安な日々が続く中、無事に演奏会を終えることができました。
ファンファーレオルケストという日本ではまだ馴染みのない編成のバンドで、分からないことだらけでしたが、音色やバランスなど様々なことを学びました。演奏会に向けメンバー全員が日々精進しました。ファンファーレオルケストらしい柔らかく、かつパワフルな演奏ができたと思います。
管楽器コースは、各専門楽器でソロと合奏における音楽の追求を行います。その指導にあたるのは世界で活躍する演奏家をはじめ、一流の指導陣です。カリキュラムの特色は、合奏系の授業と演奏会の本番が豊富にあることです。聴衆に対する責任と緊張感は、演奏家としての成長を最も効果的に導いてくれます。室内楽、オーケストラ、吹奏楽をはじめ様々なアンサンブルを通じて、ソリストとしての能力に加え、柔軟な表現力を身につけることができます。それらを学ぶことは、プロの音楽家としての資質を高めると共に、問題解決能力という、これからの社会に必要な「人間力」を養うことにもつながります。