トピックス

第43回 打楽器アンサンブル定期演奏会を開催しました。

2022.11.16

11月5日(土)に第43回 打楽器アンサンブル定期演奏会を前田ホールにて関係者のお客様のご来場と配信によるハイブリッド公演として開催しました。

 

公演名:第43回 打楽器アンサンブル定期演奏会 
日時: 2022年11月5日(土)開演17:00(開場16:15)
会場: 洗足学園 前田ホール
指揮:現田 茂夫
プログラム:

GREETING CONCERT
【ガムランアンサンブル】
 CARABALEN チョロバレン
 GUGUR GNUNG ググールグヌン
 SUMIRAT スミラット
 UDAN MAS ウダンマス
第1部
【和太鼓】
 海の豊饒 / 林 英哲
【アンクルンアンサンブル】
 ヤモリの歌 cicak
 ギラッ
 ケチャセンゾク
【打楽器アンサンブル】
 Ritual Music / David Skidmore
第2部
【スティールバンドオーケストラ】
 PAN IN A MINOR / Aldwyn “Lord Kitchener” Roberts (Arr. Jit Samaroo)
【マーチング】
 Kellogg’s / 千保木楽斗
 Colors /千保木楽斗、田中遥己第3部
【マリンバオーケストラ】指揮 : 現田 茂夫
 組曲『展覧会の絵』/ M.ムソルグスキー (Arr. 高橋泰生)
 UKOZNES / 西原 大樹

 

指導陣:
和太鼓指導:林英哲
ガムラン指導:森重行敏
アンクル指導:飯田茂樹

 

打楽器コース統括教授、打楽器アンサンブル音楽監督の石井喜久子先生からのコメントです。

今回のプログラムは、 打楽器アンサンブルのオリジナル作品をはじめ、 日本の伝統芸能で長い歴史を持つ和太鼓、 ドラム缶でできたスティールパン、 今年再始動したマーチング パーカッション、インドネシアの民族楽器ガムラン、アンクルンなど多彩な演目が並びました。 またメインの打楽器オーケストラでは現田茂夫氏に初めて指揮をお願いしました。学生たちは大変緊張しておりましたが、現田氏の繊細で力強いタクトに導かれる「展覧会の絵」は、洗足打楽器コースにしか出せない音楽をお届けできたのではないかと思います。
打てば響く打楽器ですが、 その世界は大変奥深く無限の表現領域をもっています。
学生たちはこれらの多種多様な打楽器と日々誠実に向き合い、自分たちにしか出せない音を追求してまいりました。真摯に取り組んできた学生たちの熱意が皆さまの心に共鳴したことと確信しております。

 

打楽器コース演奏会責任者の熊谷彩夏(学部3年)さんのコメントです。

ご尽力賜りました皆様のおかげで無事に演奏会が開催できましたことに心より感謝申し上げます。
長きに渡り続いてきた演奏会から更にパワーアップを目指し、学生一同練習に励んでまいりました。
ご来場くださった皆様、配信をご覧いただいた皆様に素敵な時間をお届けできるよう、心を込めて演奏させていただきました。
これからも洗足打楽器コースに叱咤激励のほどお願いいたします。

 

打楽器コースでは、打楽器を単にリズム楽器と捉えることだけでなく、様々な演奏形態に対応できる応用力が身につけられます。演奏の幅を広げ、技術と感性を磨くために、各専門分野のプロフェッショナルである教員が、きめ細かな指導を行っています。また、本学では12 団体の中から自分が履修したい団体を選択し、吹奏楽やオーケストラなどを同時に学ぶことも可能で、これらの合奏授業では、複数の指導教員からアドバイスを受けることができます。さらに、打楽器コースには6つの有志団体があり、授業外の時間で練習を行い、学内外のイベントに参加するなど、盛んに活動しています。この活動が卒業後の進路を決めることもあり、プロとして活動している卒業生も大勢います。