11月8日(火)は、本学のキャンパスからも皆既月食を見ることができました。
授業やレッスンが終わって帰る学生や教職員も、東の空に浮かぶ月にスマホを向けて写真を撮影してる姿がキャンパス内のあちこちで見られました。
今回は、皆既月食と惑星食の442年ぶりの天体ショーだったそうです。
21世紀の私たちは、月食は、月が地球の影に入ってしまう自然現象だと知っているので
貴重な機会として月食を観察したいと思いますが、約800年前の鎌倉時代には源頼朝も、月食の光を避けるために御家人の家に泊まったと『吾妻鏡』に記述されています。当時の人々は月食の月の光にあたらないようにしていたそうです。
奈良時代の万葉集には月を詠んだ多くの和歌があり、当時から日本人にとって月は身近な存在だったことがわかります。
洗足学園音楽大学のキャンパスでは、一年を通じて季節の植物や行事がキャンパスライフに彩を添えています。