アメリカ、ニューヨークのイーストマン音楽院教授のオレグ・クリサ先生のヴァイオリン特別レッスンを本学にて10月19日(水)、20日(木)に開催しました。
学部生7名、大学院生3名の計10名の学生がクリサ先生の熱心な指導を受けました。
レッスンの様子はヴァイオリン専攻の学生にオンラインでも配信し、聴講した学生も特別レッスンの指導内容を学ぶことができました。
受講学生の演奏について、クリサ先生が気になる個所を音の強弱、テンポ、音程、フィンガリング、弓の使い方、練習の仕方など含めて、自ら演奏されながらきめ細かくご指導いただきました。曲の背景についての解説、ご自身のコンサートでの経験、先生の師事されたオイストラフ先生とのエピソードなども含めてユーモアを交えて、終始笑顔で教えていただきました。なお、レッスンの通訳は中 一乃先生、伴奏は田中 麻紀先生にご対応いただきました。
弦楽器コースでは、通常の個人レッスンに加え、国内外の著名な音楽家による指導や共演によって、学生たちは演奏技術や表現力を磨いていきます。今回のオレグ・クリサ教授特別レッスンのように国際的に活躍されている演奏家を講師として迎え、真のプロフェッショナルを肌で感じながら演奏家としてのスキルを高めます。