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デトロイト・ジャズ・フェスティヴァルのミュージシャンによるジャズコース学生へのワークショップを開催しました。

2022.10.24

かわさきジャズ2022の交流事業プログラムとして、10月7日(金)に、デトロイト・ジャズ・フェスティヴァルのミュージシャンによるジャズコース学生へのワークショップを開催しました。

 

デトロイト・ジャズメンバー
クリス・コリンズ(sax、デトロイト・ジャズ芸術監督)
ショーン・ドビンズ(drs)
トレヴァー・ラム(bass)

 

デトロイト・ジャズメンバーによる素晴らしい演奏に続き、ジャズコースの学生へのワークショップが開催されました。デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル代表兼芸術監督、ウェイン州立大学教授のクリス・コリンズ氏から学生バンドの演奏についてジャズの演奏に必要なポイントを各楽器別に丁寧にご指導いただきました。短時間ではありましたが、的確なご指導により、学生の表現力が確実に向上しました。

 

2年生ピアノの杉林茜さんのワークショップの感想です。

今日のワークショップを通して私が思ったのは、もっと音や音楽を深く聞く深く考えるべきだったということです。
はじめに音楽はシェイプとテクスチャーということを述べていて、Aバンドの演奏がだんだん変わっていくのを実際に聞いて体験して、私が今まで持っていると思っていたエネルギーや、イメージや、やりたい事がいかにぼんやりとしていたのかを実感しました。クリスさんがピアノという楽器について触れた際、ピアノは音域が広い、多くの可能性を持っていると述べるのを聞いても、自分は一度でもテクスチャーを浮かべてこんな感じのテクスチャーだからここの音域で弾きたいなとか考えて弾いたことはあるだろうか、と考えさせられました。今日のワークショップの中で多くのテクスチャーやシェイプのことに具体例を出して触れていく中でいかに自分が何をしたくて何を今弾いているのかを理解しておらず、聞いていなかったか身をもって体験することができました。そして、このことこそ今の自分の演奏の最大の課題であると感じました。やはり、もう一度練習法や自分の演奏と見つめ直して、もっと聞く、感じるということを大切にして音楽を作っていきたいと思いました。頑張ります。

 

かわさきジャズ2022は、11月23日まで川崎市内の各会場にて好評開催中です。洗足学園オンラインフェスティバルの中でも、11月12日(土)13:00からSenzoku Jazz Heritage Vol.4 “Big Band JAM” として洗足学園音楽大学教員と学生によるビッグバンドをオンライン配信いたしますので、是非ご視聴ください。