アムステルダム音楽院、ウィーン市音楽大学で教鞭を取られているエルネスト・ロンバウト(Ernest Rombout)先生のオーボエ マスタークラスを9月27日(火)に開催しました。
ロンバウト先生は世界各地の音楽祭やコンサートホールからソリストとして招待され、活発に演奏活動を行なわれています。また、ロンドン、グラーツ、リズボン、モスクワ、タシュケント、リヒテンシュタインなどで多くのマスタークラスも開講されて後進の育成にも力を入れられています。
今回は、学部生5名と大学院生2名がマスタークラスを受講し、ロンバウト先生による模範演奏も含めて演奏の表現力を向上させるための貴重なアドバイスをいただきました。マスタークラスは、オンラインでも配信し、オーボエ専攻の学生がマスタークラスを聴講することで、表現力向上のヒントを得ることができました。ロンバウト先生は、笑顔で優しくご指導いただき、大変充実したマスタークラスでした。通訳は、佐藤 亮一先生、伴奏は森りか先生にご対応いただきました。
受講した学部1年生の福田真弓さんのコメントです。
今回のマスタークラスで1番学べたことは何よりロンバウト先生の音を近くで聞けたことでした。直接的ではなく、空間に響き広がっていくような美しい音を直で感じることができました。対面のレッスンでしか感じることが出来ない本当に貴重な経験でした。
洗足学園音楽大学管楽器コースでは、国内外で活躍されている演奏家による実技レッスンによる基礎力と演奏技術の習得を目指しています。また、洗足ならではの多彩な合奏授業に参加し演奏経験を積み重ねています。さらに、今回のようなマスタークラスの講師として世界で活躍されている演奏家の方々を講師としてお招きし、学生が表現力をより一層磨いていくための教育体制を構築しています。