教員・指導陣紹介Faculty Member

柳澤 利佳 Rika Yanagisawa

声楽

現在の活動

二期会、東京室内歌劇場、その他の団体にて、オペラ、演奏会に出演。
イタリア古典作品の日本初演や、CD録音なども行っている。

略歴

東京芸術大学音楽学部声楽科卒。同大学大学院音楽研究科オペラ科専攻修了。第44期二期会オペラ研修所マスタークラス修了、修了時に優秀賞を受賞。イタリア、フランスにて多数のマスタークラスを受講。ミラノにてオペラ、歌曲、演劇法を学ぶ。第四回春の声声楽コンクールプロフェッショナル第二位、第41回イタリア声楽コンコルソシエナ入選、アルカモ国際オペラコンクール日本代表に選出される。その他多数入賞。大学院在学中に二期会「蝶々夫人」ケイト役に抜擢されデビュー、芸大院オペラ、東京二期会、ブルーアイランド、東京室内歌劇場、静岡県民オペラ、浜松市民にて、「フィガロの結婚」「椿姫」「ラ・ボエーム」「マノン」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「こうもり」「夕鶴」「妖精ヴィッリ」「トスカ」「人間の声」「ジャンニ・スキッキ」「蝶々夫人」等の作品に主要キャストにて出演し好評を博す。ソリストとしては「第九」、フォーレ「レクイエム」、トラエッタ「スターバトマーテル」、ペルゴレージ「スターバトマーテル」に出演する。
15~18年イタリアにてトラエッタオペラフェスティバル、アミフェスト音楽祭にソリストとして出演する。日伊交流音楽祭においては、F・トラエッタの作品「ERO」を日本初演。17、18年にはV.ヴェストラウトの作品を世界初演録音メンバーとして渡伊し二枚のCDリリースに携わる。また同年ヴィットーリア歌劇場にて蝶々夫人を演じた際には地元紙に「理想的な日本の蝶々夫人」と称賛された。その他、二期会新進声楽家演奏会、静岡国際オペラコンクールなど多数のコンサートで好演している。15年より自身のリサイタルシリーズを地元浜松市と東京にて毎年開催している。
現在、静岡県学生音楽コンクール運営委員及び審査員、浜松シティオペラ理事、浜松学芸高校音楽科声楽講師、洗足学園音楽大学声楽講師、音楽療法士、東京室内歌劇場会員、東京二期会会員、
(株)CONFONIA代表取締役。

指導方針

良い声で表現してゆくために、基礎である呼吸を体操など取り入れながら勉強し、発声してゆきます。
声を出す技術や表現、感じる力を伸ばしてゆくことを大切にしたいと思います。音楽療法士でもあるので、そのメソッドも取り入れながら指導し、歌う喜びを感じ共に学んでゆきたいと思います。