現在の活動

オペラ、コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇を中心に、舞台衣装デザイナー及び製作者として活動中。

略歴

長崎市生まれ。
東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業と同時に、フリーの衣装デザイナーとして活動を開始。文化庁在外研修により、2010-2011シーズン／ドイツ・ザクセン州立歌劇場（ドレスデン・ゼンパーオーパー）および、同州立劇場にて研修。

主な作品に、
『ハヤサスラヒメ』（笠井叡振付、麿赤兒、他出演）
『駈ける女』（黒沢美香振付、上村なおか、森下真樹出演）
『メッセニアの神託』（ファビオ・ビオンディ指揮、エウロパ・ガランテ）『今晩は荒れ模様』（笠井叡振付、黒田育世、白河直子、山田せつ子他出演）
『無心所振り』（笠井叡振付/出演、高橋悠治/Pf）
『繻子の靴』（渡邊守章演出、高谷史郎美術、剣幸、他出演）
『ベートヴェン 交響曲第5番「運命」全楽章を踊る』（森下真樹出演、 MIKIKO、森山未来、石川直樹、笠井叡振付）
『ヘンゼルとグレーテル』（田尾下哲演出、神奈川県民ホール）
『老松』（黒田育世振付、酒井はな、津村禮次郎出演）
『みどぅつなみた』（関かおり振付、PUNKCTUMUN）
『ニホンザル・スキトオリメ』（間宮芳生作曲、オーケストラニッポニカ）『ベートヴェン 交響曲第9番 全楽章を踊る』（森下真樹振付、出演）
『むくめく　む』（関かおり振付、PUNCTUMUN出演）
『ランメルモールのルチア』（田尾下哲演出、日生劇場）
『かそけし』（島地保武振付、酒井はな、森山未來出演）
『魔笛』（笠井叡振付、大植真太郎、島地保武、森山未來、辻本知彦、菅原小春出演）
『アンドーラ』（西本由香演出、文学座）
鉄割アルバトロスケット（戌井昭人作/演出）
など。

指導方針

舞台衣装は演者の皮膚になったり、鎧になったり、性差や時代や人種を超えたりと、演じる者の外面と内面に様々な作用を及ぼします。
授業を通して、そのような作用のダイナミズムを学生の皆さんと共に感じたいです。