教員・指導陣紹介Faculty Member

田中 正敏 Masatoshi Tanaka

[管楽器]クラリネット

現在の活動

東京学芸大学、洗足学園音楽大学、平成音楽大学非常勤講師。NPO 法人「街角に音楽を」理事。株式会社キャンプ・プラネッツ取締役。
全国各地での演奏、啓蒙活動はもちろん、環境や福祉にも取り組み、再生可能エネルギー「グリーン電力」、間伐材チップを使用した「里山物語」を使用したコンサート、子供のホスピスのためのチャリティー・コンサート、チャイルド・デイケア施設でのコンサート、家族レスパイト旅行でのコンサートなどを開催。
2020年から「ハッピー・クラリネット・コンテスト」を主催し日本全国各地から音大生をはじめ若手演奏家が参加。2021年からは国外の審査員を起用し、国際コンテストとなっている。また2022年から参加年齢40歳以上のクラリネット愛好家のための「大人のくらりねっと・こんてすと」を主催。クラシック音楽だけではなくジャンルを超えた多くのクラリネット愛好家が参加している。

略歴

子どもたちは踊り出しお年寄りは歌いだす!クラシックから演歌やポップスまで彼の奏でるクラリネットの音色に皆が時を忘れてしまう。
クラリネットのサウンドを最大限に生かし、聴衆の心をつかむ演奏で緊張を解きほぐし、各種イベントを盛り上げている。福祉の現場では医療スタッフから喝采をあびる。様々な現場で演奏してきた実績多数。
楽器と環境をテーマにしたお話しと映像をとりいれた、“アフリカン・ブラック・ウッド・ライブ”など、特色あるライブを実施。クラリネットと音楽を通じて地球環境について発信する数少ない音楽家。
音楽大学の学生と共に約30年続けているクラリネット・サロンでは、学生自身が合宿運営し地域に向けた投げ銭ライブを敢行する。生活に根差した教育活動を実践している。
楽器選定実績、多数。小学校、中学校、高等学校、大学の吹奏楽部でのクラリネット奏法指導実績歴は約40年。卒業後も演奏を続ける若手にファンが多く、2013年よりクラリネット教室を開始し奏法指導を行なっている。
国立音楽大学卒業後、フランス国立パリ高等音楽院を日本人では数少ない一等賞で終了。
2017年、2019年、チェコ共和国プラハ芸術アカデミー主宰夏期講習会『クラリネット・デイズ』の講師を務める。また2022年5月に開催される「プラハの春国際音楽コンクール」クラリネット部門の審査員に選ばれる。

指導方針

心と心がふれあい・人と人が出会う、音楽の形態。
演奏技巧の高みを目指し、音楽性を極めようと努力すると同時に、心と心、人と人が自然に結びつくためのツールとして音楽を活用して行きたいと考えています。心から人のために演奏し、自分が奏でる音楽で人々に喜んでもらいたいと願う若い演奏家を増やしたいのです。