教員・指導陣紹介Faculty Member

佐藤 昌弘 Masahiro Sato

[作曲]器楽/管弦楽
音楽教育

現在の活動

本学での教育活動、作曲、音楽教育、音楽史に関する研究。芸術音楽の分野における作曲活動。特定非営利活動法人・日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)の理事として、協会の公演事業、教育プロジェクトについての企画運営責任を務める。

略歴

1987年東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業。
1990年同大学大学院音楽研究科作曲専攻修士課程修了。松村禎三、佐藤眞の両氏に作曲を師事。同年第12回日本交響楽振興財団作曲賞入選。
1991年第1回芥川作曲賞ファイナリスト。
1992年回日本音楽コンクール作曲部門第3位入賞(オーケストラ作品、1位なし)。
1998年第20回日本交響楽振興財団作曲賞入選。
現在、洗足学園音楽大学・大学院教授、特定非営利法人・日本現代音楽協会理事、川崎市文化芸術振興会議委員。
近年はモーダルなトナリティによるロマンティシズムを追求した創作活動を展開、ピアノの自作自演も積極的に行っている。
近作に《Entr'acte》(2020/ソプラノ・サクソフォーン独奏)、《Correspondances》(2020/フルート、ピアノ)、《Un Movement》(2021/ヴァイオリン独奏)、《冬の詩曲》(2022/三味線、十七絃箏)、《Piano Quintette》(2022/ピアノ、弦楽四重奏)、《Arietta》(2023/チューバ、ピアノ)、《Novelette》(2023/バス・クラリネット、ピアノ)などがある。
著作は「コンテンポラリーピアノ」(2000/全3巻、東亜音楽社)、「“音楽づくり”ワークショップを楽しむために」(2007/共著、マザーアース社)、「和声課題集I」(2016/共著、音楽之友社)などがある。

指導方針

授業、レッスンでは「わかりやすさ」をモットーに行っております。そして日頃より、本学の学生の音楽感性をより洗練されたものに導きたいと考えており、音楽のみならず文学、美術など芸術の一流の作品に触れることを勧めております。

研究実績

種別 名称(著書、論文、演奏活動等) 単/共 発行又は発表の年月(開催日時) 発行・発表雑誌、場所等の名称 概要
著書 主体的に考え、互いに学びあう音楽科教育 2024年3月 洗足学園音楽大学
音楽大学教職課程年報 第7号 2023年度
活動報告 全11頁
著書 「オンデマンド科目 『音楽史』の授業デザイン」 2023年2月 洗足論叢第51号(洗足学園音楽大学、洗足こども短期大学) 研究ノート
全14ページ
作品発表 「Legend for String Orchestra」 2014年3月 現代の音楽展2014「弦楽オーケストラ展~21世紀の弦楽の魅力」 弦楽オーケストラ曲
於 府中の森芸術劇場ウィーンホール
著書 「コード進行法の基礎」 2014年2月 洗足学園音楽大学オンラインスクール・総合音楽講座(Web) ハーモニーについての音楽理論書
全13頁
作品発表 「Interlude」 2010年11月 協創 新しい音楽のカタチ―現音・特別音楽展2010第3夜「アンデパンダン展第2夜」 フルート独奏曲
(委嘱作品)
於 東京オペラシテイ・リサイタルホール