教員・指導陣紹介Faculty Member

倉迫 康史 Koji Kurasako

[ミュージカル]演出

現在の活動

舞台演出。ワークショップ・コーディネーター。
一般社団法人Theatre Ort代表理事。廃校を活用した文化創造施設「たちかわ創造舎」ディレクター。立川シアタープロジェクト実行委員会委員長。立川市文化芸術のまちづくり実行委員会企画運営委員会副委員長。

略歴

1969年宮崎県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒業後、舞台演出家として活動を開始。
2000年、現代舞台芸術ユニットOrtを始動。2004年より豊島区の廃校を活用した演劇施設「にしすがも創造舎」のアソシエイト・アーティスト、2015年より東京都立川市の同じく廃校を活用した文化創造施設「たちかわ創造舎」のディレクターに就任。
演劇による地域社会の活性化につとめる。立川市・立川シアタープロジェクトの「子どもとおとながいっしょに楽しむ舞台」、武蔵野市・吉祥寺シアターの「吉祥寺ファミリーシアター」、国立市・くにたち芸術小ホールの「◎(にじゅうまる)シアター」、豊島区の「としまアート夏まつり」など、舞台芸術と市民、地域をつなぐ公演の企画・演出を行っている。
2000年代は芸術性の高い舞台創作で、東京国際芸術祭やShizuoka春の芸術祭、アジア舞台芸術祭などに招聘された。洗足学園音楽大学では邦楽ミュージカルの演出を担当、新橋演舞場や明治座での公演を行った。宮崎県オペラ協会によるオペラ『赤毛のアン』(台本・演出)は三菱UFJ信託芸術文化財団「佐川吉男音楽賞 奨励賞」および「宮崎日日新聞文化賞」を受賞した。
演劇やリーディング、コミュニケーションのワークショップの講師やコーディネーターも数多く行い、近年では「演劇教育」に力を入れ、児童や生徒にだけでなく、新任教員や学芸会担当教員に向けたワークショップを教育委員会や学校の依頼により行っている。

指導方針

アーティストとしての芸術性・自立性・公共性を自覚させる。
創作を通してコミュニケーションを諦めない姿勢を養う。
専門家としての教養を身につけさせ、言語化能力を高める。