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[ミュージカル]演技
演劇作品のほか、ドラマリーディングや音楽コンサートでの読み聞かせに多く出演。洗足音大ミュージカルコース公演をはじめとして舞台公演での演技指導や小公演の演出も行ない、ナレーションや司会もこなす。
また東京都や文化庁のプロジェクトで子どもたちの演劇を演出・演技指導するなど、ワークショップデザイナーとしての活動も多い。
劇団山の手事情社の中心俳優として長く活動。シェイクスピアから即興劇まで様々な演技メソッドを経験し、国内外の演劇祭や外国人演出家の作品に主要な役で多数出演。イタリア・コロンビア・ルーマニアなどラテン語圏の演出家との共同作業や公演が多く、特にヨーロッパ三大演劇祭のひとつシビウ演劇祭での「タイタス・アンドロニカス」の演技は高い評価を得た。
20代後半から指導者としての研鑽を積み、宮城県仙台市、茨城県水戸市、新潟県新潟市・長岡市・魚沼市、石川県金沢市、高知県高知市、福岡県久留米市など全国各地で演劇ワークショップを行なう。自分の考えを押しつけず丁寧に進めていく指導をモットーとし、保育園や小中高などの教育機関から専門学校や地域の演劇人、教員や団体職員まで対象は広くにわたる。また自治体などの招聘でコミュニケーションやキャリア教育に関してのワークショップや読み聞かせボランティアの講座も行なっている。
主役からアンサンブルの小さな役まで、舞台にいるすべての人物が活き活きと躍動することを目指し、そのために三つの技術を中心に指導します。
ひとつめは、役ごとのからだの使いかたやせりふの伝えかたといった、俳優にとっての基礎技術。
ふたつめは、場面ごとの会話や関係性ごとの空気のつくりかたといった、作品を成立させるうえで欠かせない応用技術。
みっつめは、浮かんだアイデアをいかに舞台に活かすか、演出家や音楽監督の意図をいかに自分の役に落とし込むかといった、優れたアーティストになるためには欠かせない高い芸術性を伴った演技をするためのイメージ技術。
この三つの技術を、少人数での対話シーンから大人数でのダイナミックなアンサンブルシーンまで様々なシーンスタディを通じて、身体にも心にも少しずつ浸透させるよう指導していきます。また役づくりや演技に煮詰まった学生に対しては可能な限りアドバイジングや個人レッスンを行ない、不安なく新しい可能性に挑戦していけるようサポートします。