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指揮
1941年生まれ。故斎藤秀雄のもとで指揮法を修め、63年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。64年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。
トロント交響楽団の副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督を歴任。フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。
これまでにサントリー音楽賞、芸術選奨文部大臣賞、大阪府民劇場賞、大阪芸術賞をはじめ、東京交響楽団とともに毎日芸術賞、京都音楽賞大賞、モービル音楽賞などを受賞。2001年紫綬褒章、2011年旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。2014年指揮者生活50年を迎え、2015年2月には回想録「ところで、きょう指揮したのは?」 (共著/アルテスパブリッシング刊)を出版した。
現在、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者を務めるほか、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授、京都市立芸術大学客員教授として後進の指導に当たっている。
オーケストラ等の合奏を通して音楽の厳しさや楽しさを追求して欲しい。又、バロック、古典派の作品から現代のものまで、時代、国を越えた幅広いレパートリーを学んで欲しい。