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[作曲]ソルフェージュ他
2013年の個展に向けて「弦楽四重奏曲第2番」を作曲中。2012年8月の第3回アプサラス演奏会、12月のコントラスツ演奏会に向けてピアニストとして活動中。2012年度日本音楽コンクール作曲部門審査員。日本音楽コンクール作曲部門の審査は3年目となる。他教育活動。(略歴参照)
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修了。第53回日本音楽コンクール作曲部門第1位(管弦楽曲)。第14回民音現代作曲音楽祭にて委嘱曲「交響的譚詩」が初演される。オーケストラ、室内楽、合唱、ピアノ、ヴァイオリン曲など多くの作品がある。横浜市の委嘱によって書かれた児童合唱組曲「あしたへ」は、大友直人指揮神奈川フィルと横浜在住の小学生により演奏された。ヴァイオリン協奏曲は戸田弥生(Vn)十束尚宏指揮札響、漆原啓子(Vn)小松一彦指揮日本フィルに、また管弦楽曲「光陰の空間から~オーケストラのための~」は、ソウル、上海、ハノイにおいて演奏され共に高い評価を受けた。演奏時間40分の長大なピアノ・ソナタは、CD「泊真美子2大ピアノ・ソナタを弾く」に収録され、毎日新聞紙上で絶賛され、レコード芸術誌特選にも選ばれた。
ピアニストとしての活動は多岐に亘り、山下一史指揮による東フィル、飯森範親指揮による東響、戸田弥生、三上明子、兎束俊之、瀬山詠子、三界秀実、崔文珠、アダルベルト・スコチッチ等、国内外の一流アーティストとの共演やCD録音、新作発表初演、新国立劇場等での劇伴奏など、多彩な活動を繰り広げている。著書としては「バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻~演奏のための分析ノート1・2」(音楽之友社)がある。
現在、東京音楽大学ピアノ教授、東京藝術大学作曲科、桐朋学園大学作曲理論科、仁愛女子短期大学音楽科非常勤講師等を務め、意欲的な教育活動も行っている。
講座等で音楽の面白さを沢山の学生に伝えたい。
また、レッスン等では、作曲と演奏との垣根を越えた結びつき、そして作曲における作家としての文化観の捉え方、ピアノ・ソリストにおける大胆な表現とその裏付けとなる教養を身を挺して伝えたい。