11月8日(土)に「洗足学園音楽大学フルートオーケストラ 郡山緑ヶ丘中学校特別演奏会 〜40人の笛吹きが福島へ音楽のプレゼントと交流〜」を行いました。本学からは学生・卒業生・教職員45名が参加しました。当日は天気に恵まれ、仮設住宅の方を含め300名ほどのお客様が来場されました。
始めに地元福島県・郡山市のアマチュアフルート演奏家とご指導者(佐藤眞人先生)22名による演奏が行われ、本学の福島出身の学生3名、院生1名、岩花、渡部も加わり演奏しました。
続く緑ヶ丘中学校管弦楽団は、指揮者なしで3曲すべてを演奏、3年生が引退し1・2年生のみの出演でしたが、初々しいさわやかなサウンドを響かせ、客席からも手拍子が起こりました。
フルートオーケストラは、オリジナル編曲作品と特殊管など楽器紹介を演奏しました。お客様も体を動かしたり、熱演する学生を観ようと立ち上がったり、カメラ・ビデオを盛んに向けていました。
最後に、会場のお客様と演奏者全員で、オーケストラとフルートアンサンブルの為の「花は咲く」「ふるさと」(編曲:本学卒業生・岩岡一志)を演奏・合唱しました。わずか3週間の練習と当日1回の合同練習にもかかわらず、緑ヶ丘中オーケストラは見事に演奏を行い、演奏者と会場のお客様が一体となった素晴らしい演奏でした。中学生からのお礼の言葉と花束を受け、学生も我々教員も大変感激いたしました。
演奏会終了後には体育館で中学生と交流会を行い、フルートの音の出し方や練習方法、打楽器の学生からも演奏法の指導など、音楽についてたくさんの交流を行う事が出来ました。帰りに校門前で、お世話になった校長・教頭・顧問の先生と生徒、出演学生全員で記念撮影をし、中学生に見送られて緑ヶ丘中学校を後にしました。
最後になりますが、今回打ち合わせの為何度も中学校を訪問された郡山市のフルート講師の佐藤眞人先生、地元フルートアンサンブルの有志の方々、郡山市緑ヶ丘中学校の先生方、そして会場に足を運んでくださったお客様に心より御礼申し上げます。
フルート教授 渡部亨
本学からの参加者
フルート学生36名
打楽器学生3名
渡部亨(教授)
岩花秀文(准教授)
藤田雅(講師)
谷村麻悠子(助手・総合司会)
鳥越濯(職員)
岩岡一志(卒業生・編曲)