11月8日(日)、福島県郡山市中央公民館において「洗足学園音楽大学フルートオーケストラ」による被災地支援コンサートを行いました。
震災復興資金で全館建て直された中央公民館は多目的ホールにもかかわらず素晴らしい音響空間となっており、リハーサルから参加した地元の小中高校生とアマチュアフルート愛好家総勢40名とともに、和やかな雰囲気の中、良い音を奏でることができました。
リハーサル終了後には、今回ご協力いただいた郡山市長 品川萬里様、郡山市議会議員 近内利夫様の表敬訪問を受け、本学の支援演奏への謝辞と来年度継続への希望を仰って頂きました。
プログラムは、洗足学園音楽大学フルートオーケストラによるオリジナル編曲作品で構成され、12月5日(土)に開催される本学の冬の音楽祭「冬音」で披露する曲を中心に演奏しました。素晴らしいホールでのアンサンブルに、音楽に合わせて体を動かすお客様や、熱演する学生をもっと見たいと立ち上がって聴いているお客様もいらっしゃいました。プログラムの後半には、本学講師・岩岡一志の編曲によるオーケストラとフルートアンサンブルの為の「夏の思い出」「ふるさと」「花は咲く」を、演奏者全員で演奏・合唱しました。わずか2回の事前練習と当日1回の合同練習だったにもかかわらず、全員見事な演奏を行い、演奏者と聴衆が一体となった素晴らしいステージとなりました。
演奏会終了後には、会場で写真撮影と交流会を行い、フルートの音の出し方、練習方法、特殊管の演奏法の指導など、音楽についてたくさんの交流を行う事が出来ました。
最後になりますが、演奏会の成功にご尽力頂きました郡山地元の佐藤眞人先生、地元フルートアンサンブルの有志の方、郡山市教育委員会、郡山市文化団体連絡協議会、郡山市音楽連盟の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
本学参加者
フルート学生33名
打楽器賛助学生5名
渡部亨(教授、指揮、司会)
岩花秀文(准教授、指揮)
岩岡一志(講師、編曲、指揮)
新井愛民(助手)
フルート教授 渡部亨